quadline(クアッドライン)
Ivan Kovalov
パズルゲーム
Android:無料 iOS:320円
エッジを動かしゴール地点へ導こう!徹底した美意識によって構築された世界観が美しい幾何学的パズルダウンロード(Android) ダウンロード(iPhone)
ラインを動かしてゴール地点へと導く幾何学的パズルゲーム
「quadline(クアッドライン)」は、正方形の4つの辺上に配置されたラインを動かし、ゴール地点へと導く幾何学的なパズルゲーム。
動かすのは黒いライン。回転させたり、移動させたりといったアクションを組み合わせてゴール地点へと導こう。
ちなみに、ゴール地点となるのは白いラインで、これまた正方形の辺上に配置されている。そして、アクションのためのアイコンやヒント機能のアイコンといったUIもすべて幾何学的な図形。
こうした全体のデザインを貫く独特の美意識と、パズルの論理的な美しさが本作の魅力となっている。
タップでラインを移動!ゴール地点へと導こう
必要な操作はタップだけ。中央にアイコンが描かれた正方形をタップすると、そのアイコンに基づいてラインが移動する。
たとえば、ゲーム序盤で出てくる回転アイコンなら、タップする度に正方形が45°回転し、それに伴って黒いラインも移動するぞ。
ゴールインまでの手数制限は特にないようなので、初めて見るアイコンはとりあえずタップして動作を確認しよう。
iOS版は有料!Android版は無料だが広告アリ
本作のiOS版は有料の買い切り型として提供されている。
一方、Android版は無料だが広告あり。ステージクリアのタイミングで動画広告が再生されるほか、ヒント機能を利用する際にも動画広告が再生されるぞ。
ちなみに個人的には、有料のiOS版が好み。アプリ全体が独特の美意識によって貫かれているため、広告に邪魔されることなくこの世界観を味わいたい…。
「quadline」の魅力はビジュアルとパズルの幾何学的美しさ
論理を美しいと感じたことはあるだろうか?数学やパズルが好きな人だと、頷いてくれる人がいるかもしれない。けど、「論理が美しいってどういうこと?」という人も少なくないだろう。
平たく説明すると、論理が美しいというのは、辻褄がキレイに合っているということ。たとえば推理小説などで、犯人を示す手掛かりが、破綻することがないのはもちろん、漏れも重複もなく整然と用意されているとき、筆者は「論理が美しい」と感じる。
そして本作もまた、「論理が美しい」と感じさせてくれる。
一手の違いが正解を左右する!美しいパズルの構造
本作に手数制限がないことは既に書いた。その上本作には、時間制限もミスという概念もない。
なので、回転や移動といったアクションをひたすら行い、試行錯誤していればいつかは正解にたどり着く。
…そして、試行錯誤していると気づかされる。回転や移動といったアクションのタイミングや組み合わせが一手ズレるだけで、正解に近づいたり遠のいたりすることを。
このことを特に感じるのが、1つの正方形に複数のラインを配置しなければならないというシチュエーション。1回の回転によってラインの配置場所がズレるため、1手の差が大きな結果の違いをもたらす。
正解にたどり着くまでは難しいのだけど、正解にたどり着いてみると、「そりゃそうだ、これ以外の組み合わせがあるわけない」と納得できてしまう。そんな、とことん理詰めの美しさが本作には詰まっている。
徹底された幾何学模様!ビジュアル的美しさ
とことん理詰めという徹底した美意識は、パズル要素のみならずビジュアル面でも表現されている。
というのも、本作に言葉が出てくるのはタイトル画面くらい。ほかはパズルパートもステージ選択パートも、ヒント機能やシステム的なUIすらも、すべて幾何学的なアイコンで表現されている。何これスゴイ…!
さらにはタイトル画面の言葉すら、図形的にデザインされているという徹底っぷり。こいつはクールだぜ…。
ゲームの流れ
ゲームスタート。言葉であれこれ説明するような、いわゆるチュートリアルは存在しない。
ただゲーム開始直後のステージは極めてシンプル。とりあえずあれこれ動かしてみると、どういうゲームなのか理解できるだろう。
ステージをクリアすると、なにやらアイコンがアニメーションする。どうやらこれがステージ選択画面の模様。
序盤ステージは自動進行になっているが、ステージが進むとルートが分岐し、進行するステージを選ぶというシーンが発生する。
序盤ステージで登場するのは回転アイコンのみ。回転によって黒いラインをゴール地点へと導こう。
ラインが乗っている正方形ごと回転するという点に注意。隣り合う正方形の回転をコントロールすることで、ひとつの正方形からラインを分離したり、合流させたりといったことができるハズ。
さっぱり答えが分からず、にっちもさっちもいかなくなったらヒント機能を使おう。ヒント機能の点で締めさせれた部分がタップする正方形を示している。
カギアイコンはヒントが解放されていない部分。Android版はヒントを解放するために動画広告鑑賞が必要だぞ。
ステージが進み、移動アイコンが登場。タップすると矢印の方向へラインが移動する。
さらにステージが進むと回転アイコンと移動アイコンの両方が登場し、さらに難易度がアップしていくぞ!
「quadline」の攻略のコツはトライ&エラーにあり
本作にはヒント機能が用意されている。ヒント機能…と書いたものの、答えそのものをズバリ教えてくれる機能なので、いざとなったらヒント機能を頼ればクリアできないという状況は避けられるだろう。
ただ、答えそのものを教えてくれるという機能なだけに、使ってしまうと「考える」というパズル的な楽しさまで損なわれてしまう。
やはり、まずはヒント機能に頼らず、自分で考えるというのがオススメ。その際には、トライ&エラーしつつ考えるというのがコツだぞ。
考えたら動かして確認!正しさを検証しよう
考えるときのポイントは、「これが正解」と思わないこと。
正解について考えているのに「これが正解」と思っちゃダメだなんて矛盾しているように見えるかもしれない。
何が言いたいのかというと、「絶対の正解にたどり着くまで考え続ける」というのはNGということ。本作にはミスという概念がないので、間違ったところでペナルティはない。
なので、正解に辿り着いていなくとも問題ない。「これかな?」「それともこうかな?」という思い付き程度でもイメージ出来たら、どんどんラインを動かしてしまおう。
動かしている内に「この動かし方だと上手くゴールまで持っていけない」というかたちで手掛かりが貯まっていき、正解への道が見えてくるハズ。
考えるべきポイント!それはアイコンタップの順番
考えるといっても何をどう考えればいいかわからない…という場合、どの順番でアイコンをタッチするか?という点に絞って考えてみよう。
本作には、ラインやゴール、回転や移動などのアクションなどなど様々な要素が存在しているが、結局のところ正解を左右するのはアイコンをタッチする順番でしかない。
なので、アイコンをタッチする順番についていくつかのパターンをイメージすると正解に辿り着きやすいぞ。