Vandals(ヴァンダル)

Vandals(ヴァンダル)

パブリッシャー ARTE Experience

ジャンル パズルゲーム

価格 基本プレイ無料

警察の目をかいくぐり街にグラフィティアートを描け!背徳感&スリルがたまらないパズルアドベンチャー

ダウンロード(Android) ダウンロード(iPhone)

Vandalsのレビュー画像

警察に見つからないようグラフィティアートを仕上げ、脱出地点へGO!

警察の目をかいくぐりグラフィティアートを描くパズルアドベンチャー

「Vandals(ヴァンダル)」は、グラフィティアートをテーマにしたターン制パズルアドベンチャー。

ゲームの目的は、指定の場所にグラフィティアートを描くこと。警察の目をかいくぐって目的地へ向かい、グラフィティアートを完成させた後脱出地点へ向かおう。

線で繋がれた移動ポイントを、敵に見つからぬよう移動するというシステムは「Hitman GO」「Lara Croft GO」に近い。しかし、見つからないようグラフィティアートを描く…という背徳感は本作ならでは。

実際にオリジナルのアートを描けるという要素もドープ(※イカしているという意味のストリート的スラング)だぜ!

武器はホイッスルとボトル!隙を作ってアートを描け

Vandalsのレビュー画像

ボトルアイコンをタップすると投擲可能地点が表示される。タップした場所へ投げるぞ。

本作はプレイヤーがなんらかの行動をとると、警察側もなんらかの行動を行うというターン制。警察と1ポイント分の距離で見つかってしまうとミスになる。

プレイヤーが行える基本アクションは、移動。線が繋がっている方へ1ポイント分、移動できる。

警察と一定距離以内に近づけば、ホイッスルが使用可能。ホイッスルを吹くことで、警察はそのポイント目指して移動スタートこの隙に目的地を目指す…というのが基本的な立ち回りになる。

またマップ上で獲得したボトルを使うと、一定距離内の任意のポイントで音を鳴らすことができる。もちろん、警察は音の鳴ったポイントへ向かう。ホイッスルでは上手く警察を誘導できない場合、ボトルを活用しよう。

グラフィティアートが魅力!有料の価値ある一本

Vandalsのレビュー画像

パズルもよくできているし、グラフィティアート制作も楽しい。有料の価値アリな一本。

本作は、有料の買い切り型として配信されている。価格帯は、「Hitman GO」や「Lara Croft GO」といった作品と同程度。

「Hitman GO」も「Lara Croft GO」いずれも名作といっていいパズルアドベンチャーだが、本作がそうした作品と肩を並べるだけの作品なのかというと…筆者的には「YES」だ

欠点がないわけではない。差し当たり、拡大縮小に関する操作がやりにくいという点は明確な欠点のひとつだろう。ただ、その欠点は、グラフィティアートを作るという魅力でカバーしているように思う。

あとは本作のストリートカルチャー的な世界観が好みかどうか。好みだったら、買う価値を感じられるだろう。

「Vandals」の魅力はガチのグラフィティアートを描く背徳感

Vandalsのレビュー画像

実際にグラフィティアートをやったら犯罪だが、ゲームの中だったら全く問題ナシ!

本作が扱っているグラフィティアートは、その元をたどるとヒップホップ文化に行き着く。ヒップホップというとイコール音楽という意味でつかわれることが多いが、こちらも本来は、ラップ(MC)、DJ、ブレイクダンス、グラフィティアートという4つの要素を組み合わせたひとつのカルチャーだ。

…と書くと何やら華々しくカッコいいのだが、本作が扱っているような、本来のかたちでのグラフィティアートは犯罪でもある

「本来のかたち」というのはどういうことかというと、公共の建築物や、他人の所有物などにスプレーで絵を描くこと。やると器物損壊なので、絶対にやってはいけない

そのことは本作のタイトルが示している。「Vandals」とは、公共のものや他人の所有物を破壊する行為のこと。

ただ、ストリートカルチャーを扱った作品の中で登場するグラフィティアートはカッコいいし、やってはいけないと言われると背徳的な魅力もある。だからこそゲームにしたんだろう。ゲームの中だったら、いくらやっても問題ないからね!

警察に睨まれながらアートを描く!背徳感あってのスリル

Vandalsのレビュー画像

やっちゃダメな行為だからこそ、背徳感とスリルで盛り上がるぜ…!

グラフィティアートは本当はやってはいけないこと。これを知っていると、本作の世界観がグッとわかりやすくなる。

なぜ主人公は警察に狙われるのか?それは、単純に主人公が犯罪行為を行っているから

でもやっちゃいけないことをやるのって、ドキドキ感があるよね。それは背徳感と、背中合わせのスリルを感じるから!

もちろん、人によってはこうしたアンダーグラウンドな世界観に嫌悪感を持つ人もいるかもしれない。ただ、それを言い出すと「Hitman GO」の主人公は殺し屋(Hitman)だし、「Lara Croft GO」の主人公はトゥームレイダー(Tomb Raider…すなわち墓荒らし

これらと比べると、本作の主人公の方がまだ罪が軽そうだ…。

SNSでシェア!お前の存在を全世界に見せてやれ

Vandalsのレビュー画像

作ったグラフィティアートをSNSでシェア可能!自信作ができたら挑戦したいぜ。

本作で魅力的なのは、ゲームの中で実際にグラフィティアートを描けるということだろう。

色を選んでスマホをなぞれば、その通りにグラフィティアートを描けちゃう。しかも、描いたアートはSNSでシェアすることも可能。

そもそも壁に落書きを行う行為のことをタギングといい、グラフィティアートとはその中でもアート性の高いものを指す。ではそもそも何故タギングなんてことをやるのかというと、それはナワバリを主張するため。

なので単純にアートを描くだけでなく、SNSに主張できるというのはカルチャー的な意味で正しいといえるだろう。

筆者も自信作が描けたら、SNSに向けて自分の存在を示してやるぜ!

ゲームの流れ

Vandalsのレビュー画像

本作はパリや東京など、世界の都市が舞台となっている。まずはパリからスタート。

ちなみに本作日本語対応していないのだが、英語はほぼ単語レベル。なので、読めなくとも支障なくプレイできるだろう。とりあえず黄色く表示されたアイコンをタップ!

Vandalsのレビュー画像

ステージ1はチュートリアルとなっている。ポイントタップで移動し、ホイッスルアイコンでホイッスルを使用。

チュートリアルなので一応英文で操作を説明してくれるが、分からない場合はとりあえず画面内のアイコンを一通りタッチしてみよう。主人公の動きや画面効果で、どんな意味を持っているのか理解できるハズ。

Vandalsのレビュー画像

ホイッスルを使って警察の注意を引き付けたら、別ルートから奥へ向かう。

画面情報、黄色く表示されているスプレーのアイコンがアートの描画ポイント。°のステージも、基本的にはこのアイコンの場所を目指せばOK。

Vandalsのレビュー画像

描画ポイントに到着すると、画面が切り替わってグラフィティアートの作成ができる。画面左側から使いたい色を選んで、画面をなぞればその通りに描けるぞ。

手順を間違えていって戻りたい場合、画面右上の矢印ボタンで作業の取り消しややり直しが可能。また、消しゴムボタンタップで描いたアートを全部消すことができる。完成したら、画面右下の黄色いチェックマークアイコンをタップしよう。

Vandalsのレビュー画像

グラフィティアートを仕上げたら、脱出ポイントへ向かおう。脱出ポイントは、マル印の周りに4つの三角形が描かれた黄色いマーク。

なお、グラフィティアートの作成はホイッスルやボトルの使用と同じように音が出るので、警察が向かってきてしまう。遠回りしている余裕はないので、寄り道せずストレートに脱出ポイントへ向かおう。

「Vandals」の攻略のコツは繰り返しプレイで警察の動きを掴むこと

Vandalsのレビュー画像

アートを描くと警察に気づかれる。警察の動きを見切り、無事ゴールへたどり着けるか?

本作はパズル性が強く、一手の間違いがミスに直結してしまう

ただ、警察がどんな動きをするか読めない状態では、どう動くのが間違いで何が正解なのか判別するのは難しい。

そこで1回でクリアしようとするのではなく、繰り返しプレイしながら警察の動きを探っていくことをオススメしたい。

いきなり目的地へ!警察の動きを掴もう

Vandalsのレビュー画像

警察に捕まってしまった!けどOK。これを繰り返して警察の動きを見切るのだ。

とりあえず、何も考えずにグラフィティアートの描画ポイントへ向かってしまおう。ほぼ確実に警察に捕まってしまうが、警察がどう動くのかは掴むことができる。

そこで次に、ホイッスルを使ってみる。あるいは、描画ポイントに向かうのではなくボトル獲得ポイントへ向かってみる…など、少しずつ行動を変化させよう

こちらが行動を変化させることで、警察の動きも変化する。これを繰り返すことで警察の動きのパターンが読めるようになり、何が警察の隙を作るのかが見えてくるハズだ。

絵が苦手でも大丈夫!文字を変化させてみよう

Vandalsのレビュー画像

中央に小さく文字を描き、四隅に向けて飾り線を引くと…それっぽい!…でしょ?

最後に攻略のコツではなく、本作を楽しむコツについて触れておきたい。ズバリ本作を最大限楽しむコツは、グラフィティアートを描くこと。だって、グラフィティアートをテーマにしたゲームだもんね!

もちろん、絵が苦手という人もいるだろう。でも安心してほしい。

先に触れたとおり、グラフィティアートとは、タギングの中でアート性が高いもののこという。そして、タギングの基本は絵というより、文字にある。

これはタギングがもともとナワバリを主張するものだから。チームの名前などを示すには、絵より文字の方がストレートだろう。

ただ、ストレートアート的な文字というのは、文字そのものではなく絵のようにディフォルメされている。このディフォルメの基本が、奥から手前に向かってくるような立体感

この立体感をカンタンに表現するには、画面の中央から四隅に向けて歪むように描くのがオススメ。ちょっと意識するだけでも、それっぽく仕上げられるぞ。