The House of Da Vinci 3(ザ・ハウス・オブ・ダ・ヴィンチ3)

The House of Da Vinci 3(ザ・ハウス・オブ・ダ・ヴィンチ3)

パブリッシャー Blue Brain Games s.r.o.

ジャンル パズルゲーム

価格 Android:1,000円 iOS:1,000円

美麗3DCGで描かれた現在と過去を行き来し探索!ダ・ヴィンチにまつわる脱出ゲームシリーズ最終章

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The House of Da Vinci 3のレビュー画像

現在と過去を行き来し、レオナルド・ダ・ヴィンチにまつわる謎を解き明かそう。

レオナルド・ダ・ヴィンチの弟子としてダ・ヴィンチの研究を調査する謎解きゲーム最終章

「The House of Da Vinci 3(ザ・ハウス・オブ・ダ・ヴィンチ3)」は、芸術家にして発明家であるレオナルド・ダ・ヴィンチの研究を調査する謎解きゲームシリーズの第三弾。

前作で主人公だったダ・ヴィンチの弟子、ジャコモが今作でも主人公を務める。ストアの掲載情報によると今作が最終章になるとのこと。

美しいビジュアルと没入感は今作でも健在。過去と現在を行き来して謎を解き、壮大な物語のラストを目撃しよう。

ダブルタップで探索!ジェスチャーでギミックを操作

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ダブルタップで拡大し、タッチジェスチャーでギミックを操作!

操作は前作を踏襲。スワイプで方向転換し、調べたい場所をダブルタップすることで探索が行える。

また、ピンチアウトでズームアップした状態から元の場所へ戻ることができるぞ。

パズルに使用するギミックなどは、すべてスワイプなどのタッチジェスチャーによって操作できる。たとえばクランクを回転させるには、円を描くようにスワイプすればOK。この直感的な操作が没入感に繋がっている

価格はややお高め?プレイするなら一作目からがオススメ

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2022年10月19日現在、iOS版は日本語未対応。購入の際はご注意を。

本作はこれまでのシリーズ同様、有料の買い切り型として配信されている。価格はシリーズ中最も高額な1000円

ただ、高額といってもこれまでのシリーズとの差は数百円程度。また、ゲーム内容のクオリティの高さからいって妥当な価格だと思う。

とはいえ、シリーズ未経験だと「本当に楽しめるかな?」と不安になるかもしれない。なので本作ではじめてシリーズに触れるなら、まずは一作目からのプレイがオススメ。

一方、シリーズのファンであれば本作ももちろん、オススメできる。ただし、2022年10月19日現在、Android版は日本語対応済みだが、iOS版はまだ日本語に対応していない。テキストが読めなくとも謎を解くことはできるものの、ストーリーは楽しみにくくなってしまうので、iOSユーザーは注意されたし!

「The House of Da Vinci 3」の魅力はビジュアルと演出による高い没入感

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これまでのシリーズ通り、ビジュアルや演出はハイクオリティ。

脱出ゲームというと3Dで作られていても画面的な動きに乏しい作品が少なくない中、本作は前作「The House of Da Vinci 2(ザ・ハウス・オブ・ダ・ヴィンチ2)」から引き続き動く動く!美しい3Dビジュアルが、グリグリ動くのが魅力となっている。

そしてこの美しいビジュアルモーション、そして操作システムによって高い没入感を生み出していることこそ、本作最大の魅力といっていいだろう。

世界に触れる感覚!リアリティが生む没入感

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過去に飛ぶというSF的ギミックすら、リアルに感じられる。だからこそ没入感が高い。

美しいビジュアルによって表現されたリアルな背景が、リアルに動く。これだけでも十分現実的に感じられるが、本作はさらに操作まで連動。ゲーム内で回転するギミックはスワイプによって回転させ、ゲーム内で上下に動くギミックは上下のスワイプで動かす。

このため、描かれた世界が現実のように感じられる。そこに描かれたものは、確かに存在するのだ。

ただリアルなだけじゃない!非現実が生む楽しさと快適さ

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謎解きにまつわるものや手掛かりはしっかりカメラに収めてくれる。見逃すことなかれ。

本作のリアルさが没入感に繋がっていることは事実。でも、本作はただリアルなだけの作品ではない。

たとえば、ゲーム的な本作のおもしろさを担う、現在と過去を行き来した謎解き。非現実なSF的設定だが、表現がリアルだからこそ説得力が生まれ、より楽しめるものになっていると感じた。

また、快適さのためにちょっとのウソを混ぜている点も興味深い。ここでいうちょっとのウソとは、カメラワークにおけるウソ

基本的に本作のカメラワークはプレイヤーの操作に基づいて行われ、恐らく主人公ジャコモの視線を意味している。ただ、時折カメラがビミョーに不自然な場所を映す。明らかに不自然というわけではない。「あえてそこ映す必要ないのでは…?ジャコモがそこを見る意味ないし」程度のビミョーに不自然なカメラワーク。

この不自然なカメラワークは一種のヒントになっており、次に行くべき場所やアイテムを使うべき場所を示している。これによってプレイヤーは自然と謎解きの流れが理解できるので、行き詰りにくい

細部まで丁寧に作られているのが心憎いぜ…!

ゲームの流れ

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タイトル画面。Playをタップするとゲーム開始できるぞ。

すでに触れたとおり、2022年10月19日現在、iOS版は日本語未対応なので、Options内のLanguageにJapaneseの設定はない。ただAndroid版が対応していることから、近日中に配信される…と思いたい。謎解きは問題なくできるけど、やっぱりストーリーもしっかり味わいたいもんね。

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オープニングで、ジャコモは追手に追い詰められてしまう。

しかしそこに時空の裂け目のようなものが発生。ジャコモは裂け目へと吸い込まれてしまう…。

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ジャコモが気づいた場所は、カタコンベの中。ダブルタップとスワイプを駆使して周囲を探索しよう。カギのついた扉を開けられるハズ。

しかし、扉を開けて先に進むとネズミの群れが出現。先に進むことができない。どうすればいいのか?具体的な対応策は攻略の段落をチェック!

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隠しルートを発見し、先へ進むと何やら巨大な装置が。左側の装置は金属を平らにするプレス機。

右側の装置は、時空移動装置であるOculus Perpetuaを修理するための固定台となっている。

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見事Oculus Perpetuaを直すと、過去への移動が可能に!

過去でパズルを解くことで、あのネズミの群れを追い払うことができるぞ。さあ、物語に終止符を打つべく、先へ進もう。

「The House of Da Vinci 3」の序盤攻略のコツは滑車とプレス機にあり

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オープニングが終わったら、とりあえず新ルートの発見を目指してプレイしよう。

本作の基本は脱出ゲーム。なので攻略のコツは、あらゆる場所を探索すること。

とりあえず目についたギミックはダブルタップし、詳しく調査可能かどうか確認しよう。

その上でズームインが発生しより詳しい調査が可能になったら、スワイプであらゆる動きを試してみる

ゲーム序盤では、滑車プレス機というギミックがポイントになるぞ。

ネズミに会ったらスタート地点へ!滑車を調べよう

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滑車を操作して、この燭台を落下させよう。何度も動かすのがカギ。

チュートリアルではカタコンベの奥へと誘導されていくが、奥に進むとネズミの群れに遭遇し、それ以上進めなくなってしまう。

ここでどうすればいいか分からなくなってしまうかもしれないが、とりあえず一旦スタート地点へ引き返そう。

スタート地点へ戻ると、石像のある壁に取り付けられた滑車が調査できるハズ。この滑車を繰り返し操作し、天井についた移動燭台が落下させよう

すると衝撃で壁が破壊され、新たなルートが出現するぞ。

新たな滑車を操作!プレス機を活用しよう

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次のポイントはこの滑車。レバーではなくレール部を調べてみよう。

新たに生まれたルートの先には、なにやら装置が置かれた部屋がある。この装置は、プレス機曲がった金属などを伸ばすのに使えるぞ。

プレス機を確認したら、再び元の通路へ移動。スタート地点から一歩だけ奥へと進もう。

すると、右の壁にもう一個滑車が見つかるはず。ただ、滑車を回してもフックが降りてこない。というのも、レールが曲がっているため。

レールが曲がっている…アレ…どこかで曲がった金属を伸ばすことができたハズ…?さあ、レールを外してあの装置の元へ向かおう!