Westurn: Turn-based Showdowns(ウエスターン:ターンベース・ショーダウン)

Westurn: Turn-based Showdowns(ウエスターン:ターンベース・ショーダウン)

パブリッシャー Jimjum Studios

ジャンル 対戦プレイゲーム

価格 基本プレイ無料

撃つ?リロード?ブロック?生死をかけた駆け引きがアツい!西部劇の決闘を再現した対戦型カードバトル

ダウンロード(Android) ダウンロード(iPhone)

Westurn: Turn-based Showdownsのレビュー画像

西部劇の醍醐味、1vs1での決闘をカードバトル化!ヒリヒリした駆け引きが楽しい。

西部劇の決闘をターン制バトル化した対戦型カードゲーム

「Westurn: Turn-based Showdowns(ウエスターン:ターンベース・ショーダウン)」は、西部劇の決闘をモチーフにした対戦型カードゲーム。

SHOT(ショット)BLOCK(ブロック)LOAD(ロード)という3種類のカードを駆使して対戦相手のライフをゼロにしよう。勝利すればお宝をゲットして次のステージへ!

シンプルなバトルシステムだが駆け引きのヒリヒリ感は強烈!コンピューター相手の対戦でもハンパない緊張感が味わえる。

もちろん、マルチプレイも完備人間同士での駆け引きは、脳からアドレナリンがドバドバ出てくるおもしろさだ。

どのカードを使うか?駆け引きが熱い

Westurn: Turn-based Showdownsのレビュー画像

BLOCKカードでSHOTを無効化!カードは3すくみの関係になっている。

プレイヤーは1ターンに1回、カードを使用できる。

メインとなるカードはSHOT(ショット)BLOCK(ブロック)LOAD(ロード)の3種類。

SHOT(ショット)は敵のライフを1減らすことができる。しかし、使用するためには銃に弾丸が装填されていなければならない。ちなみにバトルスタート時の装填数はゼロ

そこで、LOAD(ロード)を使って弾丸を装填しよう。1回の使用で弾丸を1発装填できるぞ。

BLOCK(ブロック)は相手のSHOTを無効化できるカード。3回の使用制限があるが、使用回数はターン経過で回復する。

ジャンケンのような関係にあるこれらのカード以外に、BOOSTER(ブースター)と呼ばれるカード存在。BOOSTERカードを持っていなければ使用できないが、スペシャルな効果を持っている。

BOOSTER(ブースター)は三種あり、QUICK SHOT(クイックショット)は1ターンで銃弾装填&攻撃が可能。EXTRA  AMOは1回で3発の銃弾を装填。そしてBLOCK&LOADはSHOTを無効化しつつ装填が行えるぞ。

こうしたカードをどんなタイミングで使うか?この駆け引きを制したものがバトルを制する…!

バトルに勝ってコインをゲット!回復やスキンに使えるぞ

Westurn: Turn-based Showdownsのレビュー画像

コインはBOSS戦の前でのライフ回復に使える。BOOSTERも回復可能。

バトルに勝つと、コインをゲットできる。コインはソロモードでボス戦前にライフBOOSTER使用回数などの回復に使えるほか、主人公のスキン購入といった用途に使用できる。

また、コインは課金アイテムとなっており、ショップで有料購入することもできるぞ。

「Westurn: Turn-based Showdowns」の魅力は心がヒリヒリするような駆け引きの楽しさ

Westurn: Turn-based Showdownsのレビュー画像

駆け引きの緊迫感が強いので、リアルタイム制じゃないにスリルが味わえる。

西部劇の銃撃戦はいずれもアツいが、中でも決闘には独特の魅力がある。

1VS1、お互いが銃に手をかけていない状態からスタート。合図があり次第銃に手をかけ、相手を狙い撃つ。速く、正確に撃った方が勝つ。遅ければ死に、狙いを外しても死ぬ。

DEAD OR ALIVE(デッド・オア・アライブ)…相手と自分、どちらかが生き、どちらかが生きる。

こんなもの、緊張しないわけがない

本作はこの緊張感を巧みにカードゲーム化している。つまり本作をプレイするということは、生と死が同居するDEAD OR ALIVEな世界に身を投じるということ。

今いるのがおうちだろうがオフィスだろうが学校だろうが通勤電車の中だろうが、本作をプレイした瞬間、そこはアメリカ西部の荒野なのだ…!

SHOTかBLOCKか?2ターン目の緊張感

Westurn: Turn-based Showdownsのレビュー画像

お互い残りライフ1という大詰め。しかし最も緊迫感が強いのは2ターン目かも。

ある程度本作をプレイすると、最初の緊張感は2ターン目に訪れることを察するハズ。もし察しないなら、アメリカ西部の荒野に屍をさらすことになるだろう。

なぜ2ターン目に緊張感が訪れるのか?

それは、1ターン目はLOADしかやることがないから。だって1ターン目はどちらも銃弾がないもの。相手が撃てないならBLOCKしてもムダでしょ?

しかし2ターン目はどちらもSHOTが可能。ならば早速、相手のLIFEを奪うか?…しかしもしBLOCKされた場合、こちらは銃弾ゼロなのに相手は銃弾アリという不利な状態になってしまう。

では、もう一回LOADして様子を見るか? だがもし相手が撃ってきた場合、こちらのライフが減ってしまう。これは痛い…。

では相手のSHOTに備えてBLOCKする?…だが、こちらの行動を先読みしてLOADする場合もある。LOADされた場合、お互いのLIFEに差はないが、向こうは銃弾を1発獲得した上こちらはBLOCKを1個減らしてしまうので若干不利といえるだろう。

正直2ターン目で最善の行動はわからない!だが、重要なのは、2ターン目では決着がつかないということ。どちらかが若干有利になり、若干不利になるけ。これがおもしろい。

有利/不利というパワーバランスが変わることで、今出す可能性の高いカードというのが読めるようになる。このため、コンピュータ相手の対戦であっても、読み合いが楽しめるというしくみ。

うーん、よくできている。さぞや西部で名の通ったガンマンが監修したに違いない…!

読み合いに奥深さを生む!BOOSTER

Westurn: Turn-based Showdownsのレビュー画像

BOOSTERは通常カード複数分の効果。駆け引きをひっくり返す力を持っている。

この読み合いをさらに奥深いものにしているのがBOOSTER

1ターン目はLOADしかやることがないと書いたが、もしQUICK SHOTがあれば1ターン目から攻撃が可能。一気に有利な状況を築くことができる。

逆にもしQUICK SHOTを読まれてBLOCKされた場合、切り札の使用回数を失うわけなのでメチャクチャ痛い…!

このリスクとリターンの応酬がたまらなくおもしろい。脳からアドレナリンがドバドバ出てくるのも当然というべきだろう。

ゲームの流れ

Westurn: Turn-based Showdownsのレビュー画像

ゲームをスタートすると、まずはチュートリアル。日本語未対応なので何が描かれているかわからないかもしれないが、アイコンなどを見るとタッチすべき場所がわかるはず。

詳しく説明しておくと、画面下にある青、赤、黄色のアイコンが左からBLOCK、SHOT、LOADのカード。それぞれタップすると使用できる。紫色の丸いアイコンがBOOSTERカード。BLOCKカードの下にある3つの四角形がガードの回数を示しており、その隣のハートのカードがライフを示している。そしてLOADの下にある4つの丸印が弾数。4発まで装填できる内の2発まで装填されているということを示している。

Westurn: Turn-based Showdownsのレビュー画像

まずはソロモードしかプレイできない。すごろく上のマップに配置されたステージをタップすると、各ステージにチャレンジできるぞ。

クリアすると次のステージが解放され、一定ステージ進むごとにゲーム内機能がアンロックされていく。

Westurn: Turn-based Showdownsのレビュー画像

ステージの中には複数の敵が待ち受けている。見事敵を倒すことできればライフが1回復して次の敵へ。

最後にはボスが待ち構えているぞ。ボスを倒すと、画面連打でありったけの鉛弾をくらわすことができる。爽快!

Westurn: Turn-based Showdownsのレビュー画像

3ステージ目まで進むとマルチプレイが解禁!名前を入力し、アバターを選ぼう。アバターは目玉が3つあるなど、どう見ても人外的なものが多くてコミカル。

名前と外見が決まったらENTERをタップ!ちなみにこのスクリーンショットではKAZZOWという筆者の名前に問題があるらしく、ENTERがタップできない状況になっている。どうも、Zが2文字続くとエラーとみなされる模様。海外では何かの隠語になってしまうのだろうか。…だとすると「ZZガンダム」はタイトルを変えなきゃならないんだろうか…。

Westurn: Turn-based Showdownsのレビュー画像

マルチプレイではマッチングが発生するぞ。時間的には30秒程度。それほど待たされる印象はない。

ソロモードでのボスはBOOSTERではなく様々な特殊効果を使ってくるが、マルチプレイでは相手もBOOSTERを使ってくる。どう対応するかについては、次の攻略の段落をチェックしてほしい。

「Westurn: Turn-based Showdowns」の攻略のコツはEXTRA AMOにあり

Westurn: Turn-based Showdownsのレビュー画像

BOOSTERの中でEXTRA AMOは頭一つ抜けた性能を持っている。

本作は極めてゲームバランスが取れており、極端に有利となるカードは存在しない

だが、その中でも有利になりやすいカードは存在している。

それが、BOOSTERのひとつであるEXTRA AMO。このカードがあれば、序盤のバトルはかなり楽に勝利できるぞ。

1ターン目で繰り出せ!EXTRA AMO

Westurn: Turn-based Showdownsのレビュー画像

QUICK SHOTはSHOT+LOADで2ターン分の価値を持つ。

本作を攻略する上で重視したいのが、ターン数。ターン数に注目してカードを考えれると、1ターン分の効果を持つ通常カードに対しBOOSTERカードは複数ターン分の効果を持っていることに気づくだろう。

ということは3発分の弾丸を装填できるEXTRA AMOは、LOADカード3枚分…すなわち3ターン分の効果を持つということ。

このためEXTRA AMOはBOOSTERカードの中でもとりわけ強力であり、リスクなしで出せるのであれば凶悪な効果を誇る

でもリスクなしで出せるタイミングなんてあるのか…というと、ある1ターン目

1ターン目における相手の選択肢は通常カードだけで攻めるの場合RELOAD一択。BOOSTERを使う場合、QUICK SHOTEXTRA AMOになる。

相手のQUICK SHOTを警戒してBLOCK&LOAD…という判断もあり得るが、相手がQUICK SHOTを使わない限り効果はLOADと同様ということになってしまい、その場合BOOSTERのムダ使いになってしまう。

悪くてもあいこ!1ターン目がEXTRA AMOの理由

Westurn: Turn-based Showdownsのレビュー画像

EXTRA AMOを1ターン目に使うと一気にイニシアチブを握ることができる。

では次に、相手のRELOAD、QUICK SHOT、EXTRA AMOに対してEXTRA  AMOを出すという行為がゲーム的にどんな結果をもたらすか見てみよう。

相手のRELOADに対してEXTRA AMOを出した場合、相手は1発、こちらは3発の弾丸を装填する。つまり2ターン分優位な状況に立てる。

次にQUICK SHOTに対してEXTRA AMOを出した場合、こちらはライフを1削られるが、3発の銃弾を持つ状態。一方相手は銃弾ゼロになってしまい、ここから防戦が確定してしまう。一方的に優位とは言い難いが、それでも悪くない。イーブンといっていいだろう。

最後にEXTRA AMOに対してEXTRA AMOを出した場合は、お互いに3発分の銃弾を装填するわけなので、完全にイーブンといえる。

相手がBOOSTERを使わない限り優位な状況を持てるということなのでかなり強力と言わざるを得ない!

逆に、1ターン目は相手のEXTRA AMOに警戒しておこう。