アメージング ボンバーマン
コナミ
対戦プレイゲーム
AppleArcade (月額900円 初月無料)
制限時間内は復活可!敵プレイヤーを爆破しスコア1位を目指すという新ルールが導入されたボンバーマンダウンロード(Android) ダウンロード(iPhone)
制限時間内のスコアで競う対戦ボンバーアクション
「アメージング ボンバーマン」は、制限時間内のスコアで勝敗を競う対戦アクションゲーム。
「ボンバーマン」シリーズのスマートフォン向け最新作は、爆弾を仕掛けて対戦相手を倒すおなじみのルールを踏襲しながらも新ルールとしてスコア制を導入。
最後まで生き残ったプレイヤーではなく、敵プレイヤーを爆破しスコア1位となったプレイヤーが勝者となる。
死んでも一定時間後に復活できるので、初心者でも時間ギリギリまでプレイを楽しめる。またスコアトップだとスコアリーダーとしてスポットが当てられ、全員から狙われる形になるので熟練者でも歯ごたえたっぷりのプレイができるぞ。
さらにこれまでのポップなイメージから、クールでオシャレなイメージに一新。音楽と連動する音ゲー的な要素も用意されているぞ。
※本作品のiOS版はApple Arcade対応ゲームであり、月額600円のサブスクリプション課金が必要となります。
目指せ1位!爆弾を仕掛けて敵ボンバーマンを倒そう
ゲームの目的は制限時間内にスコア1位を目指すこと。
敵となるプレイヤーは自分以外の3人。他のプレイヤーを倒せばスコアが獲得でき、逆に倒されればスコアが減るというシンプルな仕組みになっているぞ。
基本操作は移動と爆弾設置。いずれも仮想パッドで行える。画面左のパッドで移動を行い、画面右のボタンで爆弾を設置。爆弾の設置数や威力などは、ブロック内に隠されたパネルを手に入れることでアップしていく。
なお、爆弾設置の際には移動方向に注意しよう。壁に囲まれた方向へ移動すると閉じ込められてしまい爆風に巻き込まれてしまうぞ。
対戦相手にアピール!バトルを重ねて装飾アイテム獲得
バトル内でミッションをこなすことで、フレームやモーションといった装飾用アイテムをゲットできるぞ。
装飾アイテムを使うと自分のボンバーマンやプロフィールをカスタマイズでき、対戦相手に自分の個性をアピールできる。
なお本作は月額制のAppleArcade作品なので、ゲーム内の追加課金要素はなし。なので、装飾アイテムは純粋にゲームを重ねることでしかゲットできないぞ。
「アメージング ボンバーマン」の魅力はスコア制や音楽との連動といった新たな息吹
4人で対戦し相手プレイヤーを爆弾で倒すという基本部分は踏襲しているものの、本作のプレイ感はこれまでのボンバーマンと異なっている。
おそらく、スコア制や音楽との連動という要素によって、スマホならではの新しいボンバーマンを狙ったのではないだろうか。
人によっては「こんなのボンバーマンじゃない」と思うかもしれないが、筆者はこれもひとつのボンバーマンとしてアリだなと感じた。
…ただ筆者は「ボンバーキング」も「ボンバーマン」シリーズと考える価値観の持ち主であることは断っておきたい。
隙間時間はしっかり遊べる!スコア制
本作で導入されたスコア制は、よい面と悪い面の両方を持っていると感じた。
よい面は、死んでも復活できるので制限時間しっかりと遊べること。
スマートフォン向けゲームは、日常の隙間時間にプレイすることが多い。この前提を踏まえると、プレイ時間が安定しない既存のサバイバルスタイルより本作の形の方が適しているように思う。
一方で悪い面として、死のスリルがなくなった。敵に爆弾で閉じ込められたときの…あるいは自分で自分の爆弾に閉じ込められてしまった時のあの絶望感が、本作にはない。この点は、本作をボンバーマンと呼んでいいのか悩む点かもしれない。
ただ、スマートフォンでのタッチパネル操作ということを考えると、本来のボンバーマンのシビアな対戦より一回の死亡がそこまで勝敗に影響しない本作の形の方がベターなんじゃないかなあ…。
気持ちイイ!音楽と一体になれる連動要素
本作はゲームシステムのみならず、ゲームの持つ空気感もいつものボンバーマンとは違う。音ゲーのようなサイバー感・オシャレ感が漂っている…。
でも、ただオシャレなだけではない。本作において音楽はゲーム性と絡んでいるのだ。
というのも音楽のリズムラインに連動するかたちで、対戦中のアイテムやブロックが出現するから。このため音楽をじっくり聴くことが、効率的な立ち回りに影響する。
また、音楽はスマートフォンの振動機能とも連動しており、プレイしているとまるで音ゲーのように音楽との一体感が味わえる。「ボンバーマン」本来の要素ではないが、これは気持ちイイ…!
ゲームの流れ
落ち着いたイメージのタイトル画面。もうこのロゴからして、今までのボンバーマンとは違う空気感が漂っているね…。
「START」ボタンをタップするとゲームが始まるぞ!
初回プレイ時はチュートリアルが行われる。基本操作のほか、パンチやキックといった特殊操作を学ぶことができるぞ。
パンチやキックは、爆弾を移動可能なアクション。アイテムを獲得することで使うことができる。
2回目以降のプレイでは、メインメニュー画面からプレイするモードを選択する。メインはオンライン対戦だが、コンピューター相手のシングルバトルも楽しめるぞ。
人間プレイヤーは強いので、まずはコンピューター相手にプレイしてパネルやアイテムの使い方を一通り覚えた方がいいだろう。
メインメニューで「ONLINE BATTLE」を選ぶと、オンラインへの参加申請の後マッチング。
参加申請とマッチングの両方を合わせて、1分ほどの待ち時間。スマートフォンゲームのマッチング時間としては許容範囲だろう。
さあ対戦スタート!爆弾で周囲のブロックを壊し、アイテムをゲットしつつ敵プレイヤー打破を目指そう。
現在のスコアは画面右側で確認できる。敵を狙うばかりでなく、自分が殺されないよう警戒することも重要だぞ…。
「アメージング ボンバーマン」の攻略のコツは敵の動きと背景に注目すること
まず、ガチで対戦での勝利を目指すのであればタッチパネル操作ではなく、物理ゲームパッドを選ぼう。本作はPlayStation4やXboxのゲームパッドに対応している。
なぜ物理ゲームパッドがいいのかというと、ブロックへの引っ掛かりを軽減できるから。本作には複雑なアクションがないのでタッチパネルでも十分操作可能ではある。ただ移動の際にブロックに引っかかりやすく、これが原因で回避が間に合わない…ということが起こりやすい。
爆風のリスクを最小限に抑えるなら、迷わず物理ゲームパッド一択!
さらにその上で、立ち回りとして押さえたいのが自キャラよりも敵の動きと背景に注目すること。
もちろん爆風に巻き込まれないよう、自キャラの位置を把握することは大事。しかし守るだけでは勝てない。勝ちを目指すなら敵の動きと背景も把握しよう。
敵の位置を把握!爆弾で閉じ込めろ
本作で敵プレイヤーを倒せる絶好のチャンスは、もちろん敵が袋小路に入った時。袋小路の入り口に爆弾を仕掛ければ、敵は死を待つだけになる。
このチャンスを確実にモノにするためには、敵の動きを把握しなければならない。なので自分ばかりではなく、敵の動きをしっかり確認しよう。
なお自分が袋小路に入った場合、当然閉じ込められるリスクが高い。なので袋小路にあるアイテムを取りに行く際は注意が必要。
…ただ、これも敵の動きを把握していれば、近くに敵がいないタイミングを狙うことができる。
絶対避けたいおおっと壁の中!背景の動きに注目
本作の破壊可能ブロックは、一度爆風で壊しても一定時間で再生する。ただし、再生する場所はランダム。なので、自分がいる場所にいきなりブロックが再生することも十分ある。
もし自分のいる場所にブロックが再生したらどうなるのか?…答えは、死!ゲームは違うが「ウィザードリィ」と同様、「おおっと壁の中」状態になってしまう。速攻でリセットすれば死を防げる「ウィザードリィ」の方が優しい世界ともいえる。
ブロックで殺されるということは、要するに背景に殺されるということ。これはある意味、敵に爆風で殺されるより…あるいは自爆してしまうより屈辱的ではないだろうか。
そんな屈辱を避けるためにも、背景の動き…ブロックの再生状況にも注意を払うようにしよう。