ストレンジケース:アルケミスト

ストレンジケース:アルケミスト

パブリッシャー Labeledman

ジャンル 2D脱出ゲーム

価格 基本プレイ無料

犯罪者は錬金術師!霊視能力で現実の世界と錬金術の世界を切り替えながら謎を解くダークな脱出ゲーム

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扉が異形の姿に…!肉眼では見えないものも、霊視能力を使うと見ることができる。

犯罪者・錬金術師を追うダークな脱出ゲーム

「ストレンジケース:アルケミスト」は、犯罪者・アルケミスト(錬金術師)を追うダークな脱出ゲーム。

主人公の探偵は、錬金術師の部屋で薬剤を飲んだことから「霊視」能力を獲得。

この「霊視」が本作の特徴。では見えないものを「霊視」し、謎を解いていくダークな世界観が魅力となっている。

霊視ボタンで視界を切り替え!タップで探索しよう

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15パズル的なパネルパズルや、暗号パズルなど、謎解きは一般的な脱出ゲームを踏襲。

基本的なシステムは、一般的な脱出ゲームのものを踏襲している。

矢印ボタンで移動し、背景タップで探索を行う。

アイテムの使用は、画面右のアイテム欄で使いたいアイテムをタップすればOK。

ゲームがある程度進むと、霊視ボタンが追加される。霊視ボタンをタップする度に通常視点と霊視視点とが切り替わり、それぞれ異なるものを見ることができるぞ。

無料でプレイ可能!おもしろかったら作者にチップ

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チップは制作者にコーヒー一杯おごる感覚から可能。動画広告がオフになるぞ。

本作は無料でプレイできる。無料プレイの場合、動画広告が挿入される形になっているが、頻度はさほど高くない。

また、動画広告は課金によってオフにすることが可能。課金額は作者へのチップ的なスタイルになっていて、iOS版は250円(Android版は140円)から、好きな価格帯を選んで課金できる。

なお、本作はリリース当初第1章のみが配信されていたが、2022年現在は第3章でプレイできるぞ。

「ストレンジケース:アルケミスト」の魅力は通常世界と霊視世界を切り替えるダークな世界観

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現代的な病院に見える。これが一体どう錬金術と絡んでいるのか…?

本作はRasty Lakeの脱出ゲームシリーズや、FM-Studioの「Forgotten Hill」シリーズなどの海外ホラー系脱出ゲームに雰囲気が近い。突然のホラー表現で驚かしたり、ハードなグロ描写といったものを使わず、不気味な雰囲気で見せていくタイプだ。

ただ他の同系統の作品と大きな違いとなっているのが霊視によって、通常世界と霊視世界を切り替えるというシステム。

このシステムによって、錬金術の持つダークな世界観が色濃く表現されている

霊視で見える死の世界!錬金術と死の関係とは

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霊視を使うと見える、死体の手。窓の下からニョキっと生えてくる。

本作第1章で霊視を使うと、死体の手や、扉についた目といったものが見えるようになる。死体とか目とか、いかにもホラー的!

でも、どこが錬金術やねん!…そう思った人もいるかもしれない。

ただ、錬金術が目指していたもののひとつが、不死だ。

不死へのアプローチは2通り考えられ、ひとつは生きている人間がそのまま不死になるパターン、もうひとつは死者を蘇生させるパターン。たとえば、フランケンシュタインの怪物は、現在だと電気の力で科学的に蘇生するイメージが強いものの、実際には錬金術(&化学)によって蘇生される。

こうした前提から考えると、第1章で遭遇する死体の手の描写も、錬金術的な表現といえるだろう。

背景も変化!?見た目にも楽しませてくれる霊視

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病院のように見えたが、霊視を使うと中世の洞窟のような場所に!中世の研究所か…?

第1章での霊視は、既存の風景の中に、死体の手などの見えないものが浮かび上がる…という表現にとどまっているが、第2章ではこれが大きく変化。

なんと、風景そのものが大きく変化してしまう。

第2章の舞台は、現代の病院を思わせる場所だが、霊視を使うと、中世の洞窟のような風景が浮かび上がる。

見えるものを変えて謎解きを行うというゲーム的なコンセプトはもちろん、現代世界と錬金術世界、2つの世界をつなぐストーリー的な見せ方が非常におもしろいと感じた。

ゲームの流れ

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墓場の前に立つ探偵の姿。どうやら、墓暴き事件が多発している模様。

その犯人は、アルケミスト(錬金術師)。蘇生の研究でもしているのだろうか…。

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アルケミストの場所をつきとめた探偵。その場所が第1章の舞台となるぞ。

章ごとに部屋が用意され、そこから脱出することが目的。なお、本作は第3章まで公開されている。

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画面をくまなくタップして脱出を目指そう。手に入れたアイテムは画面右側に並ぶぞ。

ちなみに、本作のヒントはYoutube動画の形ですべて公開されているので、行き詰っても大丈夫。Youtube動画へは、歯車アイコン内のメニューからアクセスできるぞ。

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本の順番を並べ替えることでマッチが手に入ったぞ。まずはアイテム集めを行い、ある程度アイテムが集まったら、パズルにチャレンジしよう。

第1章の中盤までは、霊視は解放されないので、とりあえず普通の脱出ゲーム感覚で進めればOK。

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霊視能力をゲット!画面右下にある緑色のアイコンで、通常モードと霊視モードの切り替えが行える。

霊視モードだと、通常モードでは見えないものが見えるぞ。壁に何やら暗号のようなものが描かれている…。

「ストレンジケース:アルケミスト」の序盤攻略のコツはくまなくタップすること

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パズルは、割と適当にポチポチやっているだけでもクリアできる。そこまで難しくない。

本作の謎解きは、必要なアイテムさえ集まれば、さほど難しくはない。

行き詰るとしたら、そもそもアイテムが見つからないことだろう。というのも、表示が細かいので見つけにくいから。

なので、とにかくくまなくタップして探索することがコツ。

ここでは、第1章で見つけにくい2つのアイテムの場所について解説する。100%自力でプレイしたいという人は、この段落を飛ばしてほしい

鏡にウットリしてる場合じゃない!ルーンのひとつはココ

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鏡の右側の枠をよーく見てほしい。ルーンがあるでしょ?

第1章の部屋から脱出するためには、を開けなければならない。そのためには、4つのルーンが必要。

そのうち、ドツボにハマりやすいのが、鏡にはさまっているルーン

霊視を使った状態で鏡を見ると、鏡の右側にあるぞ。よ~く確認してみよう。

ソファには傷がついているぞ!ルーン2つめはココ

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ソファ向かって右側のひじ掛けのあたりを見てほしい。傷があるでしょ?

2つめのルーンも、発見のために霊視を使わなければならない。

霊視を使った状態で、ソファをよ~くチェックしてみよう。

実は、細い傷がついている。この傷にナイフを使うと、中からルーンを取り出せるぞ。