one way:The elevator
COTTONGAME Network Technology Co., Ltd.
脱出アドベンチャー
Android:220円 iOS:250円
奇妙で、謎めいた世界を冒険。「見失い島」のクリエイターが手掛ける、不思議なエレベーターの上で謎解きしていくアドベンチャー。ダウンロード(Android) ダウンロード(iPhone)
両親を亡くした少年の奇妙な冒険
「one way:The elevator」は、奇妙な街のエレベーターを登っていく謎解きアドベンチャー。
独特な手書き風のビジュアルで描かれたタコやゾウ、ロボット、食人花たち。
少年は天空を目指す。謎めいていながらも、人間臭いキャラとふれあい、エレベーターを上へ進めていこう。
アンニュイな手書き風ビジュアルの物語
タッチしたところを調べる、ポイント&クリック型の謎解きアドベンチャー。
各フロアで出会った人と会話し、謎を解いて青色の小玉を見つけ出し、エレベーターを上昇させるためのパワーを入手していく。
手書き風のイラストが最大の特徴。難易度は低めで、ストーリー重視の演出が施されている。
「one way:The elevator」の特徴は独特の世界観とストーリーの整合性
「見失い島」を手掛けた中国は上海のデベロッパー、CottonGameの新作。
他の作品にも通ずる、手書き風のグラフィックや幻想的な街の造形、謎めいていながらもしっかりと提示される世界観は健在だ。
少年が空を目指す物語は、閉塞感のある社会からの脱却を目指しているのかもしれない。なんでか、自分のことのように感情移入してしまった。
謎解き要素の難易度は低め
言葉なくイラストやキャラのアクションで語られる物語演出。登場人物の喪失からの回復を描いているかのようで優しい。
パズルの難易度は低めだからこそ、ストーリーに没入できるようになっているように感じた。特に言語の壁はそこまで感じなかった。良作。
ゲームの流れ
両親を亡くし、愛されずに育った少年。
少年は暗い地下から地上を目指す。
意地悪する継母。頑張ってつくったイラストをビリビリに切り裂かれてしまう。
涙で濡らした少年は地上に脱出するのだった。
暗く陰鬱な世界から、空中を目指す少年。
優しい老紳士にエレベーターの乗り方を教えてもらう。
エレベーターの途中では沢山の人に出会う。人ならざるものとも出会う。
彼らの悩みを聞いて青い珠を貰うと、エレベーターは上に向かっていく。
過去作の陰鬱さはある程度影を潜めているように思えた。
なんでか「ブレス オブ ファイア V ドラゴンクォーター」を思い出したな。「イーストワード」もそうかな。
「one way:The elevator」の序盤攻略のコツ
まずは手紙を読み、サインをしたらゲームのはじまりだ。この演出が粋だねえ。
老人に会い、張り紙を剥がしてボタンを青い球を受け取ったら、エレベーターに乗り込もう。そしたら、冒険のはじまりさ。
写真をコンプリートしよう
卵を割り鳥を飛ばす→飛んできた枝をクリックし、水をかける…みたいにしてエレベーターを上昇させていこう。
また、本作は写真を集めるのがミッションのようだ。すべての写真を見つけたときに物語は点が線になり、実績は解除され、プレイヤーは満足する…、のかもしれない。