キャッスルクラフト - ワールド・ウォー

キャッスルクラフト - ワールド・ウォー

パブリッシャー RisingWings

ジャンル 対戦プレイゲーム

侵攻か?内政か?RTSの戦略性をそぎ落とすことなくお手軽システムに!駆け引きが奥深い対戦型RTS

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キャッスルクラフト - ワールド・ウォーのレビュー画像

画面上側に配置された敵拠点を破壊すれば勝利!攻撃だけじゃなく内政も重要だぞ。

RTSが持つ要素をそぎ落とすことなくシンプル化した対戦型RTS

「キャッスルクラフト - ワールド・ウォー」は、お互いの拠点制圧をかけて争う対戦型リアルタイム・ストラテジー(RTS)。

ルール的にも見た目的にも、「クラッシュ・ロワイヤル(クラロワ)」と近い匂いを感じた人もいるだろう。

確かに、RTSの要素をシンプル化しているという点では「クラロワ」に近いものがある。しかし、建設索敵ユニットのビルドといったRTSの要素をそぎ落とした形のクラロワに対し、本作はRTSの要素をフルに備えているという点が大きな違い。

それでいて、シンプル!RTSをただスマホ化しましたというのではない。RTSとしての戦略性を持ちながら、スマホゲームとしての手軽さも備えている。正直、ゲームデザイナーすごい。

マナを獲得し建設を建設!ユニットを登録し召喚

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兵舎を建てることで、ユニット召喚範囲や建設可能範囲が広がっていく。

おおまかなゲームルールは、「クラロワ」と変わらない。

リソースであるマナを消費してユニットを召喚し、敵の拠点を破壊すれば勝利!逆にこちらの拠点を破壊されたら敗北となる。

なお、ユニットを召喚するためには、まず登録しなければならない。これは、バトル中にデッキを作るようなもの。一覧から手札に加えたいユニットを選び、マナを消費して登録する。一度登録すれば、自由に召喚可能。

この時、登録可能なユニットは拠点のティアによって制限される。ティアはレベルのようなもので、こちらもマナ消費でアップできるぞ。ティアが高くなればなるほど、強力なユニットを召喚できる。

ユニットの登録、召喚、ティアの強化…と、様々なことに使うマナは、時間経過によって獲得できるほか、マナ精製所を建てることでも獲得可能。マナ精製所は、マナの泉と呼ばれる場所の上に建設できる。ただし、建設するためには、を建設し、マナの泉まで建設可能範囲を広げなければならない。

つまり、ユニットを召喚して敵と戦うだけでなく、建設やデッキビルド、資源収集といった内政も重要なシステムとなっている。

指揮官&通常ユニット!2種類のユニットを収集・強化

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バトルで獲得したカードボックスは、一定時間経過後、アンロックできる。

本作のユニットは通常ユニット指揮官に分かれている。通常ユニットは、バトル中にマナを消費し、手札に登録してから召喚するタイプのユニット。ティア1からティア3まで分かれている。

通常ユニットは、バトル外で同じユニットカードを集めることで経験値を貯め、レベルアップできるぞ。ユニットカードはバトル勝利時に獲得できるカードボックスから入手できる。

指揮官ユニットは、バトル外に設定しておき、マナ消費なしで召喚可能な強力ユニット。バトル中、強力なスキル攻撃を放てるほか、拠点のティアに応じた強化も行われる。ただし、バトル中一体しか召喚できない。

指揮官ユニットは主にショップでルビーと引き換えに獲得可能。また、ショップではカードボックスを購入することもできるぞ。

「キャッスルクラフト - ワールド・ウォー」のRTSの奥深い戦略を超手軽に楽しめること

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RTSと同じ要素で構成されているのにお手軽!でも奥深い…。これはハマる。

RTSの対戦はメチャクチャおもしろい。脳がどうかなってしまったんじゃないかと思うくらい、ハマる

しかし、プレイ時間が長め!まとまった時間がないとプレイできない。

そんな不満を解消してくれるのが本作。RTSの奥深い戦略は存分に味わえるのに、お手軽!電車の中で通勤時にプレイできちゃう。イカスぜ。

侵攻か?拡張か?奥深い戦略が可能

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ティアを挙げると、より強力なユニットを召喚可能になる。内政重要!

本作の戦略が奥深いのは、RTSと同様の内政要素を持っているから。

内政要素がない場合、勝敗はどのタイミングでどのユニットを召喚するかという点に左右される。

しかし内政要素がある場合、まずユニットを召喚して侵攻するか?それともティアの強化を狙うか?という選択肢が発生。戦略が一段深いものになるのだ。

もちろん、ユニットを何体か召喚し、侵攻すると見せかけつつ、ティアの強化を進める…なんて駆け引きも可能。こういう心理戦がなんともアツい…!

クラロワのいい面を継承!秀逸なスマホナイズ

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やることは複雑なのに、操作はシンプル。複雑さを意識させない作りがすごい。

ただ、こうした奥深さは、既にRTSが持っている。本作が秀逸なのは、こうした奥深さを実現する複雑なシステムを、お手軽にプレイできるようスマホナイズしたことだろう。

建設もユニット召喚も、手元のアイコンをタップ→マップをタップという操作で可能、敵味方の状況が1画面で確認可能、あらゆるユニットの行動はオート…などなど、本作のお手軽さは秀逸なUI仕様のたまもの。

これらの仕様の大部分はクラロワが生み出したものだが、RTSの複雑なシステムをそのまま落とし込むことを考えると、ただ流用するだけではこうはいかないだろう。お手軽さと複雑さを折衷させたデザインが素晴らしい。

ゲームの流れ

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まずはチュートリアルから。ガイドにしたがって操作すれば、バトルに勝利できるぞ。

ルールが複雑なので、どんな要素があるのかしっかり覚えよう。

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チュートリアルが終わると、いよいよ本格的にゲームスタート。ホーム画面から「1vs1」のボタンをタップしてバトルに挑戦!

「挑戦」ボタンからは、協力バトルなどがプレイできるが、ゲームスタート直後はアンロックされていない。まずはメインの「1vs1」を進めよう。

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マッチングにかかる時間は数秒~十数秒程度。待つという印象はない。

待たずにプレイできるのは嬉しい。ただ、Botも使われているかも。

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ゲームスタート!まずは、兵舎を建設し敵に備えた上で、マナの泉へマナ精製所を建設。

敵の出方を探りつつ、敵が攻めてきたら相性のよいユニットを登録・召喚して迎え撃とう。敵が守りを固めているようなら、マナの泉を目指して兵舎を建設。より多くのマナをゲットすることが重要だぞ。

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バトルなどでカードボックスを獲得し、カードが貯まったらこまめにユニットをレベルアップしよう。

自分がよく使うユニットでなくとも、レベルアップしておいた方がいい。バトル中に使用ユニットを決めるというルールなので、いつ使うとも限らないぞ。

「キャッスルクラフト - ワールド・ウォー」の攻略のコツはユニット特性を熟知すること

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ユニット詳細画面で特性をチェック!熟知しておくことが勝利のカギ。

本作には侵攻か内政かという選択肢があると書いたが、いずれにしても重要なのが、ユニットの特性を知ること。

他のRTS同様、本作のユニットにも、行動範囲攻撃範囲攻撃対象といった特性が設定されており、ユニット毎に得意/不得意の相性が存在している。

なので、ユニットの相性を知らなければ、どんなに内政を効率的にがんばったところで、敵ユニットにまったく勝てない…なんてことになりかねない。

なので、まずはなんとしてもユニットの特性を知ろう。熟知する必要があるぞ!

ユニット情報を確認!特性を熟知しておこう

【画像挿入】

そりゃあユニットの特性は知る必要があるだろうけど、熟知って言い過ぎじゃない?…そう思った人もいるかもしれない。

しかし、熟知が必要!なぜなら、本作は使用するユニットをバトル中に登録しなきゃいけないから。

バトル外でデッキ構築可能であれば、特性を見ながら使用ユニットを決められる。しかし、本作はバトル中に使用ユニットを決めなければならない

使用ユニット決定に時間をかければ、当然、その分他の行動ができなくなり、敵にを見せるハメになってしまう。

ユニットの特性を把握しておけばその分ユニット決定が早くなるため、バトルが有利になる。なので、勝利を目指すのであれば、事前に特性を熟知しておこう。

ユニットの強みと弱みはどこ?ユニット相性を知ろう

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大量の敵ユニットが攻めてきたらドラケン!範囲攻撃の頼れるヤツ。

ユニット情報を見る時のポイントは、どこに強みと弱みがあるか、考えながら見ること。

まずは、行動範囲と攻撃対象をチェック。地上ユニットであれば対地上攻撃ユニットに弱いし、空中ユニットであれば対空中攻撃のユニットに弱い。なので、弱点を補えるユニットと組み合わせて召喚する必要があるだろう。

次に、攻撃回数や攻撃範囲をチェック。攻撃回数の少ない単体攻撃ユニットは、大量のユニットに囲まれると弱い。一方、大量のユニットは、範囲攻撃ユニットが苦手。

…こんな風に、ユニット同士の相性を押さえよう。そして、バトルの際には、相手のユニットを確認してから登録・召喚を行う

これだけで、一方的に負けるという事態は避けられるハズ!