Zen Pinball Party
Zen Studios
アクションパズル
AppleArcade (月額900円 初月無料)
ハイパーゴージャス。世界一メジャーなコンピューターピンボール「Zen Pinball」がAppleArcadeに登場。ダウンロード(Android) ダウンロード(iPhone)
ピンボールの決定版だね、これは。
「Zen Pinball Party」はゴージャスな演出の数々がまぶしいピンボールゲーム。
多数のプラットフォームで展開しているピンボールゲームシリーズ「Zen Pinball」(「Pinball FX」)シリーズ最新作がスマホに登場!
豊富な台、ド派手な演出面、操作性、オンライン対戦。すべてを網羅してるぜ。正直、文句の付け所がない。
完成度の高いピンボールゲー
「カンフー・パンダ」など、ドリームワークス作品などの有名キャラクター台や、「Theatre of Magic」などの実機を再現している。
リアルタイムのオンライン対戦もできちゃう。台ごとのBGMもめっちゃクールだ。
チュートリアルやルールガイドも日本語に対応。これは非常に嬉しい!ピンボール好きは、このレビューを最後まで読まずにダウンロードしちゃってオッケーだ。
※本作品はAppleArcades対応ゲームであり、月額600円のサブスクリプション課金が必要となります。
「Zen Pinball Party」の特徴は豊富な台とゴージャスな演出
昔、Windowsに収録されていた「3Dピンボール」を、狂ったように遊んでいた時期があった。多分心が疲れていたのだと思う。
ピンボールの歴史や魅力については今更新しく語れることはないが、ひっぱりアクションのスリルや爽快感は「アングリーバード」「モンスターストライク」などにも受け継がれている。
要するに気持ちいいし中毒性が高いってこと。遊びすぎ注意。
ピンボール好きなら文句なしにオススメ
3GBもの大容量に見合ったゴージャスな演出の数々。複数の台やゲームモード、クリア報酬などが用意されており、飽きさせないつくりになっている。
台が派手すぎて、ボールを見失いがちなきらいはあるが、スマホで遊ぶならこれ!という「決定版ピンボール」といえるだろう。
ゲームの流れ
古めかしいゲームセンターからはじまるオープニング。
いいよな。こういう時代があったんだろうな。もう50年くらい昔の話なのかもな。
左右でフリッパーを打つ。基本的にはそれだけ。
ちなみに画面上部をタップして台を揺らすこともできる。反則しすぎ注意。
様々な台が用意されている。どれも趣向を凝らしてる他、ゴージャス。
こういうゲームだよな、スマホにいつも忍ばせておきたいのって。
リアルなボールの動き、臨場感ある視点演出、シャレオツなBGM。
もちろんスタミナ制度とか広告などないぜ。クール!
なお、Apple Arcadeは「ファンタジアン」など、最近メキメキとメンツも揃ってきたのでゲーマーにオススメ。
ちなみにApple Musicとかも兼ねたApple Oneってサービスもあって、色々してる人かなりお得だぜ。iCloudの容量も増えるぜ。
「Zen Pinball Party」の序盤攻略のコツ
ピンボールには様々なテクニックがある。ハギング、パス、トラップ、ストップ…。それは少しずつ覚えていくしかないぜ。
あとはルールブックを見るとハイスコアをとる仕組みがわかり、モチベアップだ!
Zen StudioのピンボールアプリにはMARVELやスターウォーズ、サウスパークなどの台が用意されたゲームもあるので、ハマった人は探してみるといいだろう。
2021年のピンボール
余談でしかないのだが、僕が昔、穴が開くほど読んだ小説を引用したい。
しかし、ピンボール・マシンはあなたを何処にも連れて行きはしない。リプレイ(再試合)のランプを灯すだけだ。
リプレイ、リプレイ、リプレイ……、まるでピンボール・ゲームそのもがある永劫性を目指しているようにさえ思える。
永劫性については我々は多くを知らぬ。しかしその影を推し測ることはできる。ピンボールの目的は自己表現にあるのではなく、自己変革にある。エゴの拡大にではなく、縮小にある。分析にではなく、包括にある。
もしあなたが自己表現やエゴの拡大や分析を目指せば、あなたは反則ランプによって容赦なき報復を受けるだろう。
HAVE A NICE GAME(良きゲームを祈る。)
村上春樹 「1973年のピンボール」より
要するに、揺らす機能を使ったら一度使ったら当分は使わないように注意、ってことですね。
もう夏も終わるね。