Chicken Police – Paint it RED!(チキンポリス)
HandyGames
パズルゲーム
Android:895円 iOS:860円
獣人たちが暮らす街で事件発生!愛、死、チキンと罪の贖いがテーマのハードボイルドなアドベンチャーダウンロード(Android) ダウンロード(iPhone)
ハードボイルドアドベンチャー…みんなの大好物でしょ?
「Chicken Police – Paint it RED!」(チキンポリス)は、異色ながら渋いビジュアルが鮮烈な探偵もののアドベンチャー。
舞台は眠らない街「クロービル」。かつて名コンビ刑事「チキンポリス」として名を馳せた二羽のニワトリは、事件の捜査を通じて、やがて街の闇へと迫っていく。
登場するのは、頭はリアルな動物で身体は人間という獣人。だが、ハードボイルドでひたすらカッコいい。これはヤバいね。
名コンビ刑事の活躍を描くノワールアドベンチャー
ポイント&クリックで進行する探偵もののアドベンチャーだ。情報収集や関係者に事情聴取し、パズルのミニゲームを解いたりして捜査を進めていく。
フルボイスのやりとりやムードがたまらんジャズのBGMなど、世界観に浸れまくれる。ハチャメチャに渋い。カッコいい。たまらない。
「Chicken Police 」の特徴はしぶすぎるノワール映画リスペクト
ポエジーでアイロニー混じりのセリフの数々。全編に漂う渋さがたまらない。鳥だけど。
往年のモノクロ探偵・犯罪映画のリスペクトを感じるたまらん。鳥だけど。また、探索ゲームとしても、タッチする場所が確認できたり情報を見直せたりと親切設計で優しい。
シネマチックなゲーム体験
プロ声優が演じる英台詞は雰囲気バツグン。全編フルボイスってものだから痺れるゥ!
モノクロの町並みに、さながら「シンドラーのリスト」のように、パートカラーで描かれるアイテムたち。この手法が鮮やかで効果的だ。あこがれるゥ!
若干改行がおかしなところがあるかな?と思った具合で翻訳もいい感じ。というか、ローカライズはグッジョブすぎる。探偵ものが好きな全ゲーマーにオススメ。
ゲームの流れ
冒頭のレイモンド・チャンドラーの引用。時代遅れと自嘲する主人公のモノローグ。
オープニングからもう雰囲気がたまらないんよ。鳥だけど。
体は人間、でも顔は動物という不思議な世界観。
ちゃんと「ヒヨコの頃は…」などと肉食草食獣が入り交じる世界観が綿密につくられている。人間の言葉をちゃんと置き換えている翻訳に敬服だ。
登場人物は多く、訪問できる場所も30箇所以上。
捜査ノートなどはグラフィック上は英語なのだが、表記をクリックすることで日本語テキストを表示できる。
「神宮寺三郎」シリーズや小島秀夫の「ポリスノーツ」「スナッチャー」が好きな人!
それは僕。このゲームもモチのロンで大好物!
「ズートピア」「ビースターズ」はもちろん、ゲームでも「はーとふる彼氏」などがあったが、動物が擬人化した世界とハードボイルドの妙な組み合わせは類を見ないのでは?作り込みもガチ。
もともとPCやSwitch、PS4で発売されていたゲームだったが操作性も問題なし。オススメ。黒電話のかけかたみんなわかるかな?
「Chicken Police」の序盤攻略のコツ
隅々まで探索しよう。というのも、いちいちキャラの台詞が面白いので全然作業感がないのだ。攻略のコツじゃなくてただの称賛になってしまったが。
「調査」パートで各キャラの情報をチェックすれば、話の流れや謎を整理して遊べるので定期的にチェックしていこう。
全要素のコンプリートを満たせ
個人情報、世界観情報、ギャラリーなどがコレクション要素。各シーンのオブジェクトを調べて、総当りでキャラクターと会話していけばコンプリートできるはずだ。
例えばいろんなベンチなどに小説「チキンポリス」が落ちているので要チェックだ。尋問やパズルパートは正直ちょっと楽しくなかったのでテキトーにやっちゃった。