The Longest Road On Earth

The Longest Road On Earth

パブリッシャー Raw Fury

ジャンル リズムゲーム・音ゲー

価格 Android:450円 iOS:490円

ゲームを歌と共に。美しいBGMと示唆に飛んだ物語が言葉なく語られるナラティブなアドベンチャー。

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The Longest Road On Earth

ノスタルジックなサウンドトラックのアドベンチャー。

ゲームを歌と共に

「The Longest Road On Earth」は、美しい音楽が流れながらストーリーが描かれる美しいアドベンチャー

動物のキャラクターたちの人間くさい物語が、言葉なく綴られる。流れるオリジナルソングがとにかく美しい。

疲れた人を癒やしうるアドベンチャー

The Longest Road On Earth

人生に疲れた人にこそ薦めたい、ビターな物語。

左右に移動しタッチする、難しい操作を必要としないドット絵のアドベンチャー。美しいボーカル曲が随所に流れるのが特徴。

3時間未満でクリアできる物語は、ごくありふれたようで、季節や人生の喜怒哀楽を丁寧に描く。

その優しい演出に、いつしかキャラクターの生き方を愛おしく思える良作だ。

「The Longest Road On Earth」の特徴は美しい音楽と演出

The Longest Road On Earth

スーパーカブの郵便配達員。ベルを二度鳴らしてくれ。

最近よく言われる「ナラティブ」。ナラティブとはゲーム内で起きた物語を、プレイヤー自ら感じ取るような表現のことだと思っている。

ゲーム上のシステムは削ぎ落とされ、会話やテキストがないため、4名のキャラクターが送る日常に感情移入できる。

しかし、とにかく美しいBGMよ。ボーカル付きのサウンドトラック目当てでも本作を遊ぶ価値がある。ゲームでも映画でもない不思議な体験がそこにある。

誰でも遊べる敷居の低さ

The Longest Road On Earth

動物で描かれるドラマだからこそ人間臭さが浮き彫りにされるのかも。

本作にはペナルティ要素はない。あらゆる年代、腕前、言語、背景を持つプレイヤーが遊べるようにと、難しいシーンはなく、物語に没入しやすく作られている。

アドベンチャーゲームに慣れているユーザーには歩く速度が遅いかな、とか、英語が読めないと分かりづらいシーンがあるかな、とは思ったが、とにかく美しい音楽と物語に魅せられよう。

ゲームの流れ

The Longest Road On Earth

オープニングのBGMから圧巻だ。長いけど。

このモノクロの世界に色がつく時は訪れるのだろうか。

The Longest Road On Earth

随所でカットインする登場人物やオブジェのマップ。

精巧なドット絵だ。こういう演出大好き。

The Longest Road On Earth

この物語がどういうものかを説明するのは難しい。

でも、どうしようもなく美しいBGMと、丁寧に描かれる日常パートになぜか心が動かされるのだ。

The Longest Road On Earth

季節はめぐり、タンポポは綿毛を飛ばす。

物悲しくも感じるし、命の息吹のようにも感じる。

The Longest Road On Earth

なんともリリカルなグラフィックだ。

どこの国なのかもわからないが、それでいて懐かしくもある。こういうゲーム、好きだな。

「The Longest Road On Earth」の序盤攻略のコツ

The Longest Road On Earth

□が表示されたらタップしよう。それだけ。

序盤を遊ぶ限り、難しい操作は特にない。左右の画面で移動し、□アイコンが表示されたらタッチして調べよう。

取り逃す要素や謎解きなどもないので、ただキャラクターの所作や物語だけを体験できるはずだ。

物語の解釈はあなたに委ねられている

The Longest Road On Earth

タバコの火が落ちる瞬間。

謎解きはない、と書いた。ゲームとしては困る局面はない。ただ、この言葉ない物語をどう受け止めるか、だけはプレイヤー次第だ。

ちなみにApple MusicやSpotifyなどでサウンドトラックを聴けるのでよかったらチェックしてみてほしい。素晴らしいBGMだ。マジで。