Cards! – MonkeyBox 2 (カーズ! モンキーボックス2)

Cards! – MonkeyBox 2 (カーズ! モンキーボックス2)

パブリッシャー TheCodingMonkeys

ジャンル パズルゲーム

価格 iOS:250円

想像力が刺激される!イラストから困難の突破方法を想像して物語を進めるカード型パズルアドベンチャー

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Cards! – MonkeyBox 2 のレビュー画像

カードで示された困難を解決するのもまたカード!カードを選ぶことで冒険が展開する。

カードで冒険の旅を味わうパズルアドベンチャーゲーム

「Cards! – MonkeyBox 2 (カーズ! モンキーボックス2)」は、冒険の旅をカードで味わうパズルアドベンチャーゲーム。

カードをめくることで物語が進行。開いたカードには、現在の状況がシンプルなイラストで示されている。時には困難が待ち受けていることも!

そんな困難を乗り越えるカギも、またカード。提示されたカードの中から困難を乗り越えられそうなものをチョイス。

この冒険にセリフやナレーションは登場しない。あるのは、カードにイラストのみというシンプルさ。

だからこそ想像が引き出され、自分の中に様々な物語が生まれる…。そんな不思議な魅力を持った作品だぞ。

フリックでカードを選択!冒険を繰り広げよう

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下から上へフリックしてカードをめくろう。4コマ漫画のように場面が展開していく。

必要な操作はフリックだけ。下から上へカードをフリックするとカードをがめくられ、物語が展開するぞ。

複数のカードが提示されている場合は、まず左右のフリックで使いたいカードを選ぼう。その後、上方向にフリックすればOK。

シンプル?それとも物足りない?買いか否か

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シンプルでボリュームもライト。豆絵本や雑貨のような感覚の作品。

本作は完全な買い切り型で、無料で体験プレイすることができない。なので、買うかどうか迷ってしまう…という人もいるだろう。

ここまで紹介した通り、本作は良くも悪くもシンプルな作品。ボリュームもそれほど多くない。ゲームというより、雑貨屋さんなどで売っている豆絵本のような感覚で捉えた方がいいだろう。

豆絵本に数百円払うのはちょっと…という人は見送った方がイイ。一方、豆絵本に数百円払ってもまったく問題ないというなら、本作に満足できるハズ!

「Cards! – MonkeyBox 2」の魅力は想像力が刺激されるところ

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セリフやナレーションはナシ。イラストだけで状況を理解しなければならない。

提示されるのは、(カードに描かれた)イラストだけ。困難を乗り越えるためのイラストに記されているのもイラストだけ。セリフやナレーションによる補足説明は一切ナシ。

なので、何が起きているのか、どうすればこの状況を乗り越えられるかはプレイヤーの発想に任される。

この点をおもしろと思うか、わかりにくくて不親切と思うかで本作の印象は大きく変わる。もちろん、おもしろいと思う人にとっては、たまらなく楽しい!人を選ぶかもしれないが、この点こそが本作の魅力だろう。

情報が少ない!だからこそ想像力が膨らむ

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海で一人、目の前にはツボのようなもの…。どんな状況?何をすれば解決できる?

わかりやすい説明がないことが何故楽しいのか?それは、プレイヤーの想像が入り込む余地があるから。

これは、アナログゲーム「キャット&チョコレート」の楽しさに似ている。「キャット&チョコレート」は、日常に起きるピンチを、手持ちカードに書かれたアイテムでプレゼンを行い、切り抜けるというゲーム。

たとえば、「急にトイレに行きたくなった!どうする?」というピンチに対して、手持ちのカード「ドリル」を出して、「ドリルで地面を掘って緊急仮設トイレを建設する!」なんてプレゼンを行う。

このプレゼンが、他参加者に受け入れられれば得点となり、受け入れられなければ得点にならない。どんなに非現実的でも、他参加者が大ウケしてOKとなる場合もある。つまり、アイテムの効果よりも、屁理屈をどうこねるかという発想におもしろみがあるって寸法。

情報が少ないからこそ、いろいろ突飛なことも想像できる。それがおもしろい。本作はそんな、プレイヤーの中にある想像力を刺激してくれる作品なのだ。

単なる正解探しじゃない?意外な展開がおもしろい

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気球が鳥につつかれそう!…意外と魚の骨を使ってみるとおもしろいかも?

人間が正解を決める「キャット&チョコレート」は、お題に対して絶対の正解はない。一方、本作はコンピューターゲームなので、正解がある

なので、プレイヤーがおもしろいアイテムの使い道を思いついても、ライフが減るだけ…という、単なる失敗に終わることもある。この点で、「結局正解探しかよ!」と残念に思う人もいるだろう。

ただ、アイテムに意外な使い方が用意されていて、プレイヤーの選んだカードに対してユニークな展開が様々用意されており、単なる正解探しゲームにならないよう、最大限配慮されている。

プレイヤー側もアイテムの使い道をいろいろ想像しつつ、作者はどんな発想をしたんだろう…と、作者との対話を楽しむイメージでプレイすると、より本作を楽しめるだろう。

ゲームの流れ

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起動すると、ストーリーが始まる。牢屋のような場所から脱出した主人公。

この先何が待ち受けているのか?カードをめくって物語を進めよう。

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遠くを見ている主人公。ここで必要になるのは、フツーに考えると双眼鏡だろう。

けど、カギも重要な気がする。傘は…さすがにいらないような…。でも何かの役に立つのかな?

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物語が展開し、気球に乗った主人公。窮地は脱した…ように見えたけど、空には空の困難が待ち受けている。

轟く雷鳴に対してどう対処するか?荷物カード…は、捨てて高度を下げるってことかな?双眼鏡カードやネコカードは使い道がまったくわからない。さあ、どうしたものか…?

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一定数の困難を乗り越えると、画面に数字の描かれたカードが出現。次のステージに進んだことを教えてくれる。

空、海、密林…と、ステージ毎に景色が一変するぞ。

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ゲームオーバーになって再プレイする場合、ステージ選択が可能。なので、ゲームオーバーになったステージ冒頭からやり直すことができるぞ。

数字の描かれたカードをフリックしよう。もちろん、クリア済みのステージをプレイすることも可能。カードの意外な使い道を探してみる…というのもオススメ。

「Cards! – MonkeyBox 2」の攻略のコツはカードの使いどころを覚えること

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HP(ハート)がゼロになるとゲームオーバー!選択が間違っていた模様…。

単なる正解探しゲームにならないよう配慮されていると書いたが、それでもコンピューターゲームである以上、正解があることに変わりはない。攻略する上では、その正解を押さえていくことが求められる。

なので、本作を攻略する上では、困難に対してどのカードを使えばいいのか?を覚えていくことが重要だぞ。

まずはフツーにプレイ!失敗を楽しもう

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失敗に繋がるシーンを見ることも楽しさの内。まずは思うままにプレイしてみよう。

とはいえ、覚えゲーとして本作をプレイすると一気につまらなくなる。まずはフツーにプレイして、どんな失敗が存在しているのかを楽しもう。

その上で、HP(ハート)が減ってしまうイベントに遭遇したら、どの場面でどのカードを使ったかを覚えていく。

こうすることで、ゲームオーバーの発生率を下げることができるだろう。

必要なカードを覚える!カードを残すこともコツ

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飢餓状態に陥ってしまった …。食べ物のカードは持っていたっけ…?

失敗には、単に間違ったカードを使うというものもあるが、困難に対して必要なカードを持っていないというものもある。こちらは、意外とミスに気付きにくい。

カードは、あるシチュエーションに遭遇した際毎回出てくるものと、シチュエーションを持ち越せるものとがある。

持ち越し可能なカードは、必要となるシチュエーションの前に使ってしまうと、もう使えなくなってしまう。

なので、ゲームオーバーになった際は、これまでに手に入れたカードの内、どんなカードがあったら困難を解決できたか?をイメージしよう。そして、次回のプレイではそのカードを使わず、残しておく

これで、グッと先に進みやすくなるぞ。