クトゥルフ神話異聞録シリーズ１ ～与波天島の歌姫～

それは、虚構の存在か。それとも――。

「クトゥルフ神話異聞録シリーズ１ ～与波天島の歌姫～」はクトゥルフ神話を題材にしたノベルアドベンチャー。

皆既日食を目撃するため、本当から隠れた孤島を訪れた主人公。因習のある集落で事件が起こるー…。

魅力的なキャラクターと手書き風のイラスト、昔ながらの多めな選択が魅力の作品だ。

このAndroidアプリを

ダウンロード

このiPhoneアプリを

ダウンロード

選択し、歴史を紐解き、異聞録を目撃せよ

選択肢によって、物語が大きく変わっていくノベル形式のアドベンチャー。選択肢は多く、画面を埋めるくらいのまで。簡易的な探索モードもあり。

傍観することも、積極的に関わることも、自由な選択を選べる。確かに選択肢で主人公がダイナミックに行動が変わっていくのが面白い。

「クトゥルフ神話異聞録シリーズ１ ～与波天島の歌姫～」の特徴は魅力的なキャラクターたち

「クトゥルフダンジョン」「クトゥルフモンスターズ」など、クトゥルフ神話を題材にしたゲームを手掛けてきた、さむずあっぷプロジェクトの新作。

何をかくそう、筆者も数々のクトゥルフゲーをレビューし、「沙耶の唄」で号泣するくらいにはクトゥルフ神話が好きだ…。

孤島の島、皆既日食、胡散臭い老人、集落の支配者、そして美少女…。我々が愛してやまない伝記もの美少女ゲームの遺伝子をビシバシ感じるぜ。

昔ながらの選択肢の多いアドベンチャー。

しかしこの雰囲気のよさ。テキストも重厚さが冒頭からいい感じだし、何より手書きグラフィックがよい。

序盤以降は毎回動画広告を観ないと続きを遊べない仕様で結構テンポが悪くなってしまうため、僕は課金して遊ぶことにするお。

ゲームの流れ

孤島にたどり着いた主人公。絶対本島には戻れなくなるだろうな。

携帯電話の電波も通じない孤島。皆既日食の日、何かが起こる…。

 

無愛想な男。そうそうこの感じ。

なんつーか江戸川乱歩とか横溝正史みたいな雰囲気好きな人にオススメしたいぜ。

 

おれはラブクラフト大全集を持っているくらいにはクトゥルフ好きなんだぜ。

難しくてほとんど読めてないがな！

 

選択肢の多さと胡散臭い雰囲気の村の支配者。

この作品の作者とはいい酒が飲めそうだ。

 

どこにいくかを選んだり、選択肢が多いあたり、昔のアドベンチャーゲームに先祖返りしてるかのような雰囲気もある。

あととにかく美少女がかわいい。ボイスこそないがこの雰囲気は特筆すべきものがあるぜ。

「クトゥルフ神話異聞録シリーズ１ ～与波天島の歌姫～」の序盤攻略のコツ

島を一通り巡ったら、どこへ行くのも自由だ。訪れる場所だけじゃなく時間によって発生するイベントが変わっていくぜ。

選択肢から選ぶだけなので難しい作業はないが「会話を辞める」を選んでしまうともう同じ話を聞けないので、きちんと話を聞くようにしとこう。あとはこまめなセーブね。

序盤以降は毎回広告が必要…ならば

上にも書いたが、広告を消すか、動画広告を観ながらじゃないと序盤以降は遊べない。

僕はこれ、テンポ悪いので、毎回動画広告を観るより課金で広告を消すのをオススメしたい。作者への愛だし、ひいてはゲーム業界を救う行為だ。

作者に牛丼やビールをごちそうするような手軽な行為だ。おれは少数で作ってるインディーゲームが好きなんだ。まあご利用は計画的にね。