脱出ゲーム TAKUMI

江戸時代とかに出てきそうな、典型的な日本の家って感じ。

古き良き日本家屋から、純和風な謎を解いて脱出しよう！

「TAKUMI」は、古びた造りの日本家屋が舞台の脱出ゲーム。昔の生活道具や家具が鎮座する部屋の謎を解いていこう。

本作は、謎に始まりアイテムのディテールまで作者のこだわりが詰まった力作＆良作！

謎解きに英語や数字が出てこず、昔ながらの日本的な要素が多分に含まれているのがゲームに統一感があって良かったと思う。

難度は作者が言っている通り、プレイヤーに左右される。例えば、ゲーム中の登場するアイテムを知ってるかどうかとか。

詰まってもヒント機能＆答えが付いているから誰でもクリア可能。クリア後に開発後記が読めるのがちょっと新鮮。

昔ながらのアイテムを駆使して謎を解こう。

お婆ちゃんの家とかに、こんな取っ手の棚ない？

操作はよくある脱出ゲームと一緒で、タップで気になる所を調べたりアイテムの使用をしていくよ。

本作はアイテムの数がかなり多く馴染みが無いビジュアルの物もあるので、手に入れた物は必ず2回タップで拡大して詳しく見ておくと良いと思う。

アイテム同士の組み合わせが複数あって、これが結構面白かったな。

「TAKUMI」は、雰囲気のある日本家屋っぷりと世界観に合った謎解きが魅力！

開かずの金庫企画を彷彿させる隠し金庫がこちら。

画像を見ていただけたら分かると思うんだけど、日本家屋や古い家具等のデザインがめっちゃイイ。

和風とか和室のゲームを幾つも遊んできたけれど、群を抜いて作り込まれているように感じる。クリア後の開発後記を読むと分かるけれど、デザインにはかなり力を入れた様子。

上でも少し書いたけれど、洋風のもの（数字・英語・カタカナ・アイテム等）が一切登場しないから、世界観に矛盾が無いのもいい。

前作の「Mobile Shop」という脱出ゲームでも感じたけど、この作者さんはゲームの雰囲気を作るのがとても上手だと思う。

終わり近くの謎解きは本作の集大成的な問題で、ヒントを見ちゃったけど「これぞ謎解き…！」と、感動したから是非プレイしてみてほしいな。

ゲームの流れ

こんな感じの屋内からゲームスタート。物が少なく感じるけれど、その分無駄がない。

ヒントの出し方が分かりやすくて、初心者の人でも始めやすいと思う。

ゲームが進んでいくと石畳のある玄関（正門？）や、小さな裏庭など移動できる場所が増えていくよ。どちらもアイテムやギミックを見逃しがちなので気を付けよう。

近寄って調べることが出来るということは、絶対にそこに何かがあるということ。井戸の謎解きは割と簡単だったけど、左の画像の意味する所は、ピンと来ないと解けないかも。

何だか意味ありげな紙片だけど、素直に見ればOK。玄人程引っかかりそうなイヤらしさを感じるw

右のギミックは取り合えずダイヤルを回してみれば解き方が分かると思う。

ゲームをクリアすると開発後記を読むことが出来るよ。あの謎はこういう経緯で作られたのか…と、制作の裏側が見られるのが何気に面白かった。

「TAKUMI」の序盤攻略のコツ

間違い探しと言うか、違和感探しと言う感じかも。

本作は分かりやすい謎も多く、初心者の人でもある程度は自力で進めることが出来るはず。アイテムの取得場所や使用箇所を探すのに結構時間を使っちゃうかも。

存在感のある方ばかり見てたら、その足元や端にアイテムがあることも少なくないので見逃し注意。

どうしても分からない時は、動画広告を視聴するとヒントを見ることが出来るよ。それでも分からない人のために答えも付いてるのが優しい。

特に終盤の謎解きは中級者でも難しいと思うから、自信のある人はノーヒントクリア挑戦してみて。