アルケリンガの魔海 ゴーストハンター

アルケリンガの魔海 ゴーストハンター

パブリッシャー UNBALANCE Corporation

ジャンル ホラーアドベンチャーゲーム

価格 基本プレイ無料

アボリジニにまつわる怪異を解決せよ!小説「ゴーストハンター」シリーズが原作のパズルアドベンチャー

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アルケリンガの魔海 ゴーストハンターのレビュー画像

作家・モーガンとその夫であり元警官のアレックスが、怪異に巻き込まれる…。

ライトノベル「ゴーストハンター」シリーズを原作とするパズルアドベンチャー

「アルケリンガの魔海 ゴーストハンター」は、ライトノベル「ゴーストハンター」シリーズの同名第三作をゲーム化したホラーパズルアドベンチャーゲーム。

これまで様々な怪異を探索してきた記者・モーガンは、作家へと転向。取材のためオーㇲラリアを訪れる。

そこで目にしたのは、オーストラリアの先住民である「アボリジニ」の少年奇妙な獣。やがてモーガンは、夫とともに「アボリジニ」にまつわる怪異へ巻き込まれることに…。

ライトノベルが原作だけあって、ストーリーの魅力が強い作品だぞ!

タップで探索!パズルを解きつつ物語を読み進めよう

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ゲームシステムは脱出ゲームとほぼ一緒。画面をタップしつつ、物語を読み進めよう。

操作は一般的な脱出ゲームとほぼ同様

移動ボタンタップで場面を変えながら、調べたい場所をタップして探索しよう。

アイテムの使用はアタッシュケースボタンから可能。使いたいアイテムを、使いたい場所までスワイプしよう。

パズル場面によって異なるものが登場する。その都度、操作方法が表示されるのでよく読んでから操作しよう。

チャプター1は無料!全てプレイするには課金が必要

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まずはチャプター1をプレイしてから、課金を検討するといいだろう。

本作は無料アプリとして配信されているが、無料でプレイできるのはチャプター1の最後まで。

チャプター2以降をプレイするためには課金が必要だぞ。

「アルケリンガの魔海 ゴーストハンター」の魅力は怪異へと迫っていくストーリー

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少年と会った瞬間、異世界へ…。怪異に巻き込まれるホラーストーリーが本作の魅力。

怪異に巻き込まれ、その真相へと迫っていく…これぞ、「ゴーストハンター」シリーズの魅力。

アドベンチャーゲームとして作られた本作は、そんなストーリーの魅力をたっぷり味わうことができる。

元はRPG!?多彩な展開を見せる「ゴーストハンター」

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シリーズのキーパーソン、草壁 健一郎は本作にも登場する模様。

「ゴーストハンター」シリーズはライトノベルだと書いたけど、シリーズの原点はコンピュータRPG

シリーズ初作品「ラプラスの魔」は、今から30年以上前に、「PC88」というパソコン向けに発売されたダンジョンRPGだった。

その後、ゲームを原作とした小説が販売され、さらに「ゴーストハンターRPG」というテーブルトークRPGも発売。一時期展開が止まることがあったものの、ライトノベルと小説のいずれも、現在も販売を継続している。

探索から体験へ!クトゥルフをベースとするストーリー

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ライトノベルやコンシューマー移植版で登場したモーガンが本作の主人公を務める。

「ゴーストハンター」シリーズの物語は、クトゥルフ神話がベース。超自然の存在を探索するというクトゥルフ的恐怖と、RPGの持つ探索要素がマッチし、シリーズの魅力を作り上げている。

ただ本作はRPGではなく、あくまでライトノベル版が原作。

なので、キャラクターメイキングを行い自分のキャラで未知の場所を探索する楽しさではなく、ライトノベル版の主人公たちの物語を体験する楽しさがメインとなっている。

かつての「ゴーストハンター」を知る人間にとっては、この点で好みが分かれるかもしれない。

とはいえ、ストーリーや世界観は紛れもなく「ゴーストハンター」。シリーズファンや、クトゥルフファンは、本作を十分に楽しむことができると思う。

ゲームの流れ

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画面下に表示された「GAMESTART」をタップすると、ゲームが始まるぞ。

チャプター2以降の購入も、「GAMESTART」ボタンから行える。

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取材のためにオーストラリアを訪れたモーガンと、その夫、アレックス。

序盤はチュートリアルになっており、指示通りに操作すれば、ゲームが進行するぞ。

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白人男性に暴行されていたアボリジニの少年を、路地裏で発見!その直後、突然周囲が異世界に変わってしまう…。

異世界では、少年が奇妙な獣にまたがっていた。本作のキーパーソンとなる人物に違いない。

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アボリジニとは、オーストラリアの先住民のこと。その差別的な歴史を知ったところくらいでチャプター1終了。

事件的な出来事は発生するものの、正直なところ、物語に感情移入する前に終わってしまった…という感じが強い。本格的に楽しむなら課金が必要だろう。ちなみに筆者は課金した。シリーズに続いてほしいからね!

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チャプター2になると、マインドコントロールなどの用語が飛び出し、オカルトめいた雰囲気が徐々に強まってくる!「ゴーストハンター」はこうでなくっちゃ。

でも、元がRPGだっただけに、スキル判定とか、戦闘とか、心霊写真集めとかやりたい。コンピュータRPG版も是非リリースして欲しいぜ…。

「アルケリンガの魔海 ゴーストハンター」の序盤の攻略のコツは地道な試行錯誤

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様々なパズルが登場する中で、手詰まりしやすいのがアイテム探しと石並べ。

本作のチャプター1で障害になるのが、アイテム探しのパズルと、石を並べるパズル

いずれも、地道にタップして試行錯誤を繰り返すことが攻略のコツとなる。

靴下どこ!?くまなくタップしよう

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靴下がどこにあるかお分かりだろうか?わからないなら、くまなくタップ!

ゲーム開始直後に訪れる、アタッシュケースからアイテムを探すパズル。チュートリアル代わりといっていいパズルなんだけど、意外にもこれが難しい。

というのも、アイテムの形状がわかりにくいから。特に靴下!どんな形をしていたのか、見つけた時にようやく認識したくらい、わからなかった。

ただ、アイテム探しパズルにはお手付きがない

なので、地道にタップを繰り返せば、確実に攻略できるぞ。画面中、くまなくタップしよう。

すべての石を2個ずつ置こう!石並べパズル

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同じ色を一気に並べると、手詰まりしやすい。色を切り替えつつ、少しずつ並べよう。

次につまづきやすいのが、大学で発生する、石並べパズル

同じ色の石を繋いでいき、指定された色の石を指定された数並べればクリア…とルールは単純。ただ、難易度は高い

コツは、色を切り替えながら、石を二個ずつ並べていくこと。

同じ色をすべて並べてから次の石…という形でプレイすると、他の石を並べるための空きスペースがなくなっていることに気づきにくい。なので、色を切り替えながら並べよう。

さらに、石を二個ずつ並べることで、現在選択中の石を並べるための空きスペースがどれだけあるか、確認しやすくなるぞ。