Heal: Pocket Edition
Jesse Makkonen
パズルゲーム
Android:560円
このグラフィックとBGM。老人の孤独を描いた、抽象的な2Dパズルアドベンチャーダウンロード(Android) ダウンロード(iPhone)
もう一度あなたに会いたい、たとえ最後でも。
「Heal: Pocket Edition」は老人の孤独を描いたフィンランド産の脱出アドベンチャー。
老人は暗い部屋を探索し、なにかを思い出していく。
ダークな雰囲気の美しいビジュアルが特徴。アンビエントなBGMが老人の孤独を滲み出す。いい感じだ。
難易度の低いパズルアドベンチャー。
怪しいところをタッチ、スライドなどさせ謎を解いていく、ポイントアンドクリック式のパズルアドベンチャー。
日本語がサポートされており、難易度も低い。
テキストやセリフはほとんどなく物語は抽象的に描かれる。雰囲気あるグラフィックとサウンドに魅せられよう。
「Heal: Pocket Edition」の特徴は抽象的に描かれる老人の孤独
サイコホラーアドベンチャー「DISTRAINT」を手掛けた作者の新作。本作も精神的に刺さる感傷的な演出が散りばめられている。
老人の救えぬ孤独、取り戻せないものへの後悔。想像するのはプレイヤー本人でもある。是非謎を解いて胸を打たれて欲しい。
救われない心象を想像させる曖昧な表現
翻訳はカタコトではあるが、日本語もサポートされている。謎解きの難易度は低く、ある程度脱出ゲームをプレイしている人なら比較的簡単に解けるだろう。
その点すぐにクリアできそうな感じがするが、痛切な雰囲気が好きな人にはオススメだ。個人的にはフィンランドのゲームってだけでやりたくなってしまう。
ゲームの流れ
言語設定をしたらステージを選ぶ。オートセーブに対応。
7ステージだとしたらちょっとボリュームに難ありかもな。
雰囲気ある光と闇の表現に注目。謎はタッチやスライドをするシンプルな操作で解決。
クリアした謎解きにはチェックマークが出る親切設計。
時間をあわせる!2つのレバーでヒント探っていこう。
スクショを取りながら進めるのが脱出ゲームのコツと心得よ。
扉の鍵穴から覗き込むのがヒントになることも多い。
今までクリアしたステージの鍵穴もヒントになることも多い。超自然だな。
しかしこの質感よ。匂いすら画面から漂ってきそう。
曖昧なストーリーは賛否両論というか未完成感あるが、それもまたインディーの味なのかもな。
「Heal: Pocket Edition」の序盤攻略のコツ
まずは各ステージ、つまり部屋の隅々を頭から探索していこう。怪しいところは表示され、タップ長押しで探索できるようになっている。
時計の時間合わせ、文字合わせのパズル。3色の数字合わせは各謎に書いてある。詰まりがちなのは、クリアした部屋のドアをチェックしておくことだろうか。
ネタバレなしでプレイしよう
本作はそこまで難易度は高くない。ヒント機能などはないが、よく部屋を観察すれば意地悪な謎はなく、すべての解答は提示されている。
これは脱出ゲーム的な謎解きの基本の基だが、スクショを撮っておくと後々何度も往復せずに済む。