Song of Bloom

Song of Bloom

パブリッシャー Philipp Stollenmayer

ジャンル パズルゲーム

価格 iOS:250円

スマホでならではの表現。精神世界を彷徨うセンス抜群、操作性無二の脱出ゲームを体感せよ。

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Song of Bloom

ホラー感は皆無なので安心してプレイされたし。

「砕かれた物語」

「Song of Bloom」はセンス抜群のアートワークと才気煥発、スマホならではの操作性を誇る傑作脱出アドベンチャー。

激しく抽象的なポエムや図形からヒントを見出し、脱出し、虚無の世界に花を咲かせていく。

アーティスティックな雰囲気だけじゃなく、スマホでしかできない、タッチ操作の軽やかさ、言葉を介さない謎解きもすばらしい。

何言ってるのかわからないと思うが、おれもわかっていない。とりあえずやってみてくれ。

物悲しい抽象的な世界を彷徨うアート脱出ゲーム

Song of Bloom

スマホを触り、回転させ、タッチさせる。この手触りがすごいのだ。

抽象的なアートをヒントに謎を解いていく脱出ゲーム。特筆すべきは、その操作性にあるだろう。

タッチデバイスじゃなきゃできない、スマホのために作られたかの操作性が気持ちよすぎる。やればわかる。やらなきゃ一生わからん。

「Song of Bloom」の特徴はスマホでしかできない操作性

Song of Bloom

この画面では端末の傾きによってコマが立体的に動く。すごいよ。

「傑作」などと白々しく言うのには、このゲームの面白さをスクショ以上に少しでも伝えたいからという焦りがないわけでもない。だが、こりゃ確かに面白い。

タッチするだけじゃなく、なぞって○を描く、文字を入力する、傾ける…たくさんのアイデアが込められている。この唯一無二感は高得点まったなし。

謎が解けた時のカタルシス

Song of Bloom

少しずつ花が咲き始める…。ラストはどうなるのだ。

繰り返し同じ画面を再生しプレイするのだが、少しずつ変化していくのが満足度が高い。同じ謎も少しずつ代わり、新たな謎が発生していく。この鮮やかな手法よ。うまく説明できてるだろうか、俺は…。

苦言を呈するとすれば、物悲しげなモノローグが「本当にまったく何を言っているのかわからない」ということだ。おれの感性が欠落しているのだろうか。

ゲームの流れ

Song of Bloom

山の画像をタッチした瞬間ひらける景色とBGM。

このカタルシスは大きい。いっぱつで惚れてしまった。

Song of Bloom

この画像だけだとホラーゲーと思われるかもだが怖さはゼロ。

だが、どこか物悲しい精神世界を描いているのかもしれない。モノローグは日本語化されている。

Song of Bloom

タッチしてオブジェをなぞる、などをすると新たな謎がアンロックされていく。

この鮮やかな手口。すべての脱出ゲームに見本にしてほしいくらいだぜ。

Song of Bloom

鮮烈な赤の日めくりカレンダーが少しずつ不穏を帯びていく演出。

ここのピアノの不協和音もかっこいい。相当こだわりを感じる。

Song of Bloom

抽象的なグラフィックの中にヒントがある。

タッチ、スライド、回転、iPhoneの操作をすべて使いこなして謎を解こう。

「Song of Bloom」の序盤攻略のコツ

Song of Bloom

すべての映像に着目せよ。

序盤はまず、モノローグが流れるところで山の山頂に◯を描いたり、資格に線を入れたり、右上に点を打ったりしてイベント画面に進もう。

結構ネタバレしちゃった気がする。そこからの謎解きは説明がむずかしい。書くのもいかん気がする笑。こういう時、攻略サイトや実況動画をすぐに見る大人にならないでくれ。まあ、あんまりないんだけど。

*(アスタリスク)を見つけ出せ

Song of Bloom

アスタリスクの原語の意味は「小さい星」とのこと。

最大のヒント…いやさネタバレを言うと、どうやらこのゲームは*を見つけ出すものらしい。

目に映るすべてのものはメッセージとはよく言ったものだが、その中でもとりわけ*の記号が出てきたら着目だ。

しかし、こんなゲームを見つけだすゲームキャストさんはすごいなあ。このゲームもすごいなあ。