ツギハダレ? ―死へのカウントダウン―

ツギハダレ? ―死へのカウントダウン―

パブリッシャー Najicore

ジャンル 推理アドベンチャーゲーム

価格 基本プレイ無料

全滅か、解決か。孤島で起こる殺人。仲間が一人ずつ殺されていくノベルアドベンチャー

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「ツギハダレ? ―死へのカウントダウン―」

はっきり言って全員怪しい。

死体に刻まれた数字は、全滅へのカウントダウン。

「ツギハダレ? ―死へのカウントダウン―」は、孤島の殺人事件を描いたミステリーノベルアドベンチャー。

ミステリー研究サークルの大学生8名。外界と遮断された島で起こる連続殺人。謎の殺人鬼「オーサー」とは一体…?

資産家令嬢、ミステリー狂、眼鏡の部長、ナルシストマジシャン、チャラ男、リスカ女、幼馴染の巨乳。そして主人公。

全員が容疑者な疑心暗鬼感がハラハラして一気に全部のエンディングを見るくらい夢中になってしまった。ネタバレ抜きで楽しんでほしい。

仲間が一人ずつ消えていく孤島のアドベンチャー

「ツギハダレ? ―死へのカウントダウン―」

イラストは「ひぐらし」感もあるかもね。

基本的には、物語を読み進めるノベル形式のアドベンチャー。選択肢により9種類のエンディングに分岐していく。

前作「人狼ゲーム – 八つ目の大罪 -」に引き続き、集団の心理戦を描いていて、ミスリードさせる演出や、伏線を回収する謎解きが素晴らしい。

キャラごとに視点が変わるシーンもあり、最後まで一気に読ませる力があった。

「ツギハダレ? ―死へのカウントダウン―」の特徴は伏線を回収するエンディング

「ツギハダレ? ―死へのカウントダウン―」

数時間でクリアできるボリュームも好きだった。

本外界との往来が断たれた場所で起こる惨劇。クローズド・サークルと呼ばれるミステリーの定番ジャンルだ。

「金田一少年の事件簿」「かまいたちの夜」が好きだった人にはたまらないんじゃないだろうか。

犯人がわからないままバッドエンドで終える無力感といったら。是非真実にたどり着いてくれ。

美しいトゥルーエンドに涙し拍手を送った

「ツギハダレ? ―死へのカウントダウン―」

幼馴染。あからさまにおっぱいでかいな。

ミステリーの醍醐味である、トリックが解ける瞬間。ミスリードや伏線に気づく二週目。そういった面白さを本作はきちんと提示してくれる。

また、犯人(書かないけど)の動機もきちんと描かれていた。トゥルーエンドにたどり着いた時、スマホの前で拍手を送ってしまったほどだ。

また、最後のトリックが解けなくても解答をみせてくれる親切設計。これで広告なし、完全無料というから驚きだ。

シーンごとにタイトルを付けたり、分岐のあるシーンを表示してくれると、二週目以降も謎を解きやすいと思った。

ゲームの流れ

「ツギハダレ? ―死へのカウントダウン―」

死体に刻まれた数字は、全滅へのカウントダウン。

死んだら浮かび上がるインク、5日間洗ってもとれないという。そんなのあるのか?

ああ、俺結構大事なヒントを書いているよ。今。

「ツギハダレ? ―死へのカウントダウン―」

ストーリー、エンディング、視点ごとにジャンプできる機能。

できたらストーリーごとにタイトルがあると嬉しいけどなあ。ま、そこまで長い物語じゃないのでそこまで不便なし。

「ツギハダレ? ―死へのカウントダウン―」

うかつなことをしたので主人公死亡。

しかし、犯人が誰か、誰が死ぬか映さないようにレビュー書くのってムズいんだぞ!

「ツギハダレ? ―死へのカウントダウン―」

この中の誰かが犯人ってことじゃない!こんなとこで眠れるか!

ミステリー、だいたいこういう事いって個人行動に走るんだよな〜。やめてけれ〜。共感性羞恥のためにハラハラ倍増。

「ツギハダレ? ―死へのカウントダウン―」

選択肢を選ぶ。一番下の選択肢が面白い。こういうのすぐ選びたくなる。

立ち絵が少ない?イベント絵が少ない?そんなの想像力で補完しろや。

「ツギハダレ? ―死へのカウントダウン―」序盤攻略のコツ

「ツギハダレ? ―死へのカウントダウン―」

できたらヒントなしでたどり着いてほしいなあ。真実に。

彼女にストックで刺されるように、初見で犯人を当てるのは難しいかもしれない。そして、犯人を突き止めたとしても、一周目でハッピーエンドにはなれない。

何度もクリアすることで、選択肢が増え、新たなエンディングを迎えることができることも。とりあえずもう一度遊んでみると色々気づけて楽しいぞ。

答えを表示できるが、ノーヒントで辿り着こう

「ツギハダレ? ―死へのカウントダウン―」

トゥルーエンドは他のエンドを見てから、なのかな?

全キャラの視点を回収し、それをヒントに推理していこう。そうすることで選択肢が増えていく。

トゥルーエンディングを迎えるためには、最初の夜に行動を起こさなくてはならない。

いけ!主人公。無数のバッドエンドの果てにたどり着いた終わりはかくも美しい。