最高の一枚に青春を懸けよ-SNSを題材にした学園ホラー-
「祈念寫眞-キネンシャシン-」は、ビジュアルや恐怖演出が独特な青春ホラーゲーム。
写真を投稿して稼げる大人気アプリ「祈念寫眞」。
ヒロインのアイは友達と校舎を撮影しているうちに、アプリに隠された恐怖の真実を知ることになる…。
スクショでわかると思うが、ドット絵とアニメ風のビジュアルを組み合わせたキャラクターたちが独特かつ魅力的。
急に実写風になる恐怖演出にも光るものがあり、斬新な感覚で楽しめる。
RPGのような操作性のホラーゲーム
本作は「niconico」の「RPGアツマール」にて提供されるPC、スマホどちらでも遊べるブラウザゲームとなる。
画面をタッチで移動し、写真を取り、謎を解いていく。RPG的な戦闘やアクション要素はなく、順当にいけば90分ほどでクリア出来る。
「自慢できる場所」などミッションに沿った写真を撮影し、撮影した写真にイイネが付くほどお金がたまっていくやりこみ要素もあり。
キラキラと青春めいた学園生活が少しずつ恐怖に歪んでいく過程を堪能しよう。牧歌的な雰囲気と思いきや予想外な展開でビビった。
「祈念寫眞-キネンシャシン-」の特徴は独特のビジュアルと恐怖演出
フリーゲーム制作者が集まり、制作を行ったという、ドット絵とアニメ風のビジュアル、双方が魅力だ。
現代の都市伝説感あるストーリーは「学校であった怖い話」「夕闇通り探検隊」「トワイライトシンドローム」などと重なるところもある。つまり、大好物ですわ。
他ユーザーと交流できる「ラクガキ機能」も
「非同期通信機能」を使った「ラクガキ機能」が実装。自分が描いたラクガキは他のプレイヤーにも共有されていくユニークな機能だ。
個人的には学校が広く、どこに行けばいいかわかりづらかったのでガイド機能がほしかったと思うが、終盤のホラー要素はビビるので是非ネタバレなしでプレイされたし。
ゲームの流れ
夜の校舎。窓ガラス壊して回るなんて出来やしない現代が舞台。
アプリのミッションのために、報酬のお金のために、命令に従う生徒。そんなところからオープニングが始まる。
スワイプであわせ鏡をしたり、こっくりさんをしたり。とゲームの雰囲気がいきなり急変するのが本作の特徴。
こういうあたりが前述の「学校であった怖い話」感を出すような気がしてる。好きです。
このアニメ風なグラフィックがまたよい。だからこそホラー感ある演出にゾッとする。
複数のクリエイターがつくったからこそ、変なキメラ感が産まれたような気がする。面白かったので続編を作って欲しい。
スマホアプリを題材にした物語だが、雰囲気は牧歌的なもの。校舎をタップで移動し、怪しいところを探していく。
基本的には画面右下の携帯メニューからセーブやミッションなどの確認が出来る。ブラウザゲーなのでこまめにセーブをとっておいたほうが安全だ。
怪しいところ、人はガンガン写真をとっていこう。これがやりこみ要素になっている。
メインミッションは結構短く、迷わなければすぐにクリアできる。が、結構迷いがちなので場所を把握するようにしよう。
「祈念寫眞-キネンシャシン-」序盤攻略のコツ
学校が結構広い。各教室の場所を把握するように覚えておくと迷わずに済む。
特に職員室と科学室は何回も行くので場所をメモっておいたほうがいいかも。ヒントというかネタバレをすると2年生の教室に行くと物語が進行する。
隠されたアチーブメントを全部みつけよう。
クリアするだけなら短いが、いろんなラクガキや人物を写真に収めていくのが楽しい。実はコンプリートを目指したほうがエンディング演出も派手になる。オススメ。
また、攻略のコツではないが、本作はサウンドが命。是非音を出してプレイするなり、ヘッドホンをつけて臨場感をバキバキに高めていこう。