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最悪の事態から二人の運命を救え
「脱出研究所」はレトロRPG風のグラフィックと操作性が特徴の脱出アドベンチャー。
超天才科学者と助手は、とある発明をしてしまったことから、国際エージェントに狙われてしまう。
訪れる最悪の事態。彼女たちは研究所を脱出できるのだろうか。すべてのオブジェをチェックし、惨劇を乗り越えよう。
スーファミ感漂うRPGっぽさ
ファミコン時代のゲームのように、仮想パッドで移動・探索する。難しい操作はなく、○ボタンを押すだけで探索が可能だ。
初心者でもとっつきやすい難易度で、20〜30分程度でクリアが可能。オブジェを調べたときの科学者の反応がいちいち楽しい。そういうところ好きですわ。
「脱出研究所」の特徴は科学者の独白とレトロ感
「やばたにえん」のヒットを例に出すまでもなく、ドット絵と脱出ゲームの相性はいい。本作もRPGっぽい雰囲気が魅力となっており、懐かしい気持ちにさせてくれる。
ドット絵の少ない情報から、彼らの言葉の行間や表情を想像するのは楽しい行為だ。メロウなBGMもスーファミ時代を思い出させてくれた。
科学者と助手のコミカルな会話
どこを調べても科学者が反応してくれる。このセリフの多さが面白い。それが脱出の難易度を上げているのだが…。
ただ、本作はクリアまでが短く、ボリュームが少ない。物語がこれからだ!というところでゲームが終わってしまう。
暗躍するエージェント、陰謀、天才科学者、研究所。間違いない題材なので、ぜひもっと掘り下げたアップデートを期待してしまうのはわがままであろうか。
ゲームの流れ
タイムマシン、ドット絵。惨劇からの回避。
これでどうしてもクロノ・トリガーを思い出してしまうのは世代病。
軽薄な判断が、まさか助手を死に追い込んでしまった。
天才科学者は彼女の死をなかったことにするべく、タイムマシンの起動に奔走するのだが…。このシュタゲ感。エージェントの暗躍の罠
国家のエージェントの暗躍が明らかになる。狙われた二人。
このさきどうなるんだ。物語は加速する。
3つの「電圧パーツ」を手に入れるのが目的。
怪しいところまで移動し、○ボタンで調べて発見しよう。
どこを調べても蘭子はコメントをくれる。表情に差分はほしかったけど。
この顔が出る会話ウィンドウもゼノギアスっぽくてノスタルジィ。
「脱出研究所」序盤攻略のコツ
基本的には3つの「電圧パーツ」を手に入れるために研究所を隅々まで探してみよう。
答えやヒントを書いてもいいんだが(実は動画やスクショにヒントやネタバレがある)、いろんなところを調べた反応が面白いのでしらみつぶし戦法オススメ。
怪しいところを徹底的に調べよう
繰り返し同じオブジェを調べるとメッセージが変わることがある。一番難しいのはそこだったかな。
個人的には雰囲気がよかったので続編を作って欲しい。いい忘れてたけど、広告もないし完全無料だったね。