Beat Cop(ビートコップ)
11 bit studios
探索アドベンチャーゲーム
Android:無料 iOS:610円
交通違反の切符を切りながら巨悪を追う!犯罪都市を舞台にクズと悪人が活躍するクライムアドベンチャーダウンロード(Android) ダウンロード(iPhone)
アウトローばかりの犯罪都市で警察業務をこなすドット絵アクションアドベンチャー
「Beat Cop(ビートコップ)」は、アウトローどもが集うストリートで、警察業務をこなしていくドット絵アクションアドベンチャー。
警察業務なので、事件捜査ではなく、交通違反の切符切りといった活動がメイン。
でも背後には、上院議員宅のダイヤ盗難に絡む大きな陰謀がうごめいている。
裏社会を描いたダークなストーリーと、炸裂しまくる下品なジョークがノワール好きの心にはビンビンきちゃう!
ストリートを東へ西へ!動き回ってノルマをこなそう
主人公は、上院議員邸で発生したダイヤ盗難事件に関与しているという濡れ衣を着せられ、警官へと降格された元刑事・ジャック・ケリー。
当然、最終目的は濡れ衣を晴らすこと…なんだけど、提示される当面の目的は駐禁だとかタイヤ整備不良だとかいった交通違反の切符のノルマ。
車を調べて切符を切るだけなので、一見カンタン。
でも時間がリアルタイムで経過する上、泥棒事件が起きたり市民から依頼を受けたりと割込みが発生するので、実は結構忙しい!
アイテム課金なしの有料アプリ!じっくり作品世界に浸ろう
本作はiOS版が有料売り切りアプリ。Android版は冒頭が無料、最後まで遊びたい場合は課金というスタイル。
課金アイテムやガチャなどは存在しない。
細かくアニメーションするドット絵や、イカしたセリフ回しなど、じっくり楽しみたいと思える作品なので、有料という形式はピッタリだと感じた。
「Beat Cop」の魅力は容赦のないアウトロー世界のリアル
プレイを開始してセリフが出てきたかと思えば罵声、皮肉、下ネタ、差別用語のオンパレード!
眉をひそめる人もいるかもしれないけど、これぞ本作の魅力。
ドット絵でかわいらしく見えるかもしれないけど、本作は容赦のないアウトロー世界をリアルに描いたガチのクライム作品なのだ。
登場するのは悪人かクズ!ケリーも善人じゃあない
本作の舞台となるストリートは、イタリアンマフィアと黒人ギャングが巣食い、盗みはもちろん、ドラッグ売買や殺人も日常的に行わている。
一方、取り締まる警官たちも汚職は当たり前。パワハラ?女性差別?黒人差別?ナニソレ美味しいの?といったゴロツキばかり。
主人公だって例外じゃない。
プレイヤー次第な面はあるものの、何せ養育費をせびられているので、違反切符をもみ消すとかいった小さな汚職を行わないと、生きていくのは難しい…!
人の命は軽い!地獄でどう生きる?
ちなみに、人の命も軽い。
1日目ラストではチュートリアル役の警官がサクッとブッ殺されるし、それ以外にも殺人事件が次々起こる、でも市民は無関心。
本作のパブリッシャー11bitstudiosが以前リリースした「This War of Mine」で描かれていたテーマが、戦争という地獄でどう生きるか。
本作も、犯罪都市という地獄でどう生きるかという点でテーマ的に近いものを感じた。
ゲームの流れ
ゲームを開始すると、80年代アメリカを連想させるテレビCMがドット絵で再現される。このユーモアが面白い。
ちなみにここで1タップでもすると、オープニングのストーリーが全部すっとんじゃうので気をつけよう。
1日のはじまりは警察署でのブリーフィングから。1日のノルマを確認しよう。
下ネタ、罵声、差別用語が飛び出しまくるけど、上手にユーモアでまとめているので不快感は少ないハズ。
主人公はタップした場所へ移動できる。車をタップすると、メニューが表示されるので、パーキングメーターやタイヤを確認し、違反しているようだったら切符を切ろう。
切符の切り方は、違反内容をタップして、サイン欄をタップするだけ。
切符を切ったら違反車両にはストリートからご退場願おう
無線アイコンをタップして、レッカーを要請。バイバイ、違反車両!
交通違反の取り締まりをしていると、時折、無線で依頼が入る。これは、逃走中の泥棒を掴まえろとの依頼。
ダッシュで泥棒を追いかけ、追いついたら手錠アイコンをタップしよう。容疑者確保!
「Beat Cop」の攻略のコツは全力のダッシュ移動
本作の攻略にあたって一番のポイントになるのが、時間。
「駐禁切符5枚なんて余裕♪」なんて思っていると、マジで時間が足りなくなる。
まずは建物の配置をしっかり覚えた上で、全力ダッシュ移動を心がけよう。
マップは一本道!建物の名前を意識して覚えよう
本作のマップは横一本道。
しかも、建物には番号が振られているので、結構覚えやすい。
ただ、油断は禁物!
番号じゃなく建物名で移動先を示されることがあり、建物の名前を覚えていないと、かなりのタイムロスをすることに。
建物名は意識して覚えるのがオススメ。
時間に余裕を持たせよう!常に全力ダッシュ
当たり前っちゃ当たり前なのかもしれないけど、なんぼ犯罪都市とはいえ、すべての車が交通違反をしているわけじゃない。
なので、交通違反を求めて車から車へ移動することになるのだけど、これが地味に時間を食う。
そこで、泥棒を現行犯逮捕する時だけじゃなく、常にダッシュで移動しよう。
交通違反切符のノルマが達成できそうな状況でも、いつ何時割込みで依頼が発生するかもしれない。時間は節約するに越したことがないぞ。