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人は、理解の及ばない事象から目を背けられない。
「The CAGE(ザ・ケイジ)」は困っている少女に頼まれて、3人の友達を捕まえてあげるパズルアドベンチャーだ。
メルヘンなオモチャに囲まれた光景は子供の夢の中を思わせるが無造作に散らかっており、不規則でブキミな空気に包まれている。
エンディングまでは数十分。軽い気持ちで遊び切れる完全無料アプリなので興味を惹かれたら手に取ってほしい。
トモダチを追い詰めて○○しよう
友達は様々なギミックを利用して隠れているので、プレイヤーは謎を解かなければ目標を達成できない。
ワープする魔法扉の部屋、巨岩が転がるトラップ部屋、巨大ぬいぐるみが居るクリスマス部屋の3つを攻略してクリアを目指そう。
視点の角度と実行アクションが重要
プレイヤーはタップした地点へ自由に移動し、視点角度の変更&調べるアクションの2種を使って探索する。
視点はボタンを押す度に90度回転して4方向へ調整でき、オブジェクトの裏側を覗いたりとフィールドを立体的に観察可能だ。
調べるボタンは対象のオブジェクトを前にすると話しかけたり、木を押し倒したりしてギミックを解決していけるぞ。
「The CAGE」は凡作だと言わせない突き抜けた不気味さが特徴
やはり子供向け風のビジュアルと、実際にプレイした印象とのギャップがすごい。
世界にはまともな生物がおらず、無機質で温かさを全く感じられないから、第一印象との乖離によってシュールさを加速させる。
軽いオブジェクトに接触すると弾き飛んだりと物理エンジンも不安定で、ゲームとして正しく機能しているのかすら疑問視するくらいだ。
副題である「in Weird Land」の名の通り、ひたすら奇怪な場所となっていた。
理解させてもらえない不可解さ
ストーリーに関しても多くは説明されず、疫病神や魔物の名を冠する存在が謎の言葉を残して消えるだけ。
意味ありげなワードが不規則に散りばめられているだけのような気もするが、部分的に英語になったりと含みのある言い方がプレイヤーを惑わせる。
予測できないワクワク感があるので、スリルを求める人には丁度良いかもしれない。
ゲームの流れ
プロローグでは可愛らしいキャラに、トモダチを探してきてとお願いされる。
しかしこの子は話す度に名前の表示が変わる。バグなのか、意図的な演出なのか……。
最初は橋が落ちていて各エリアに進めないが、条件を満たすことで渡れるようになる。
地面には魔法陣が書かれているが、こちらの詳細も不明だ。
手助けをしてくれる巨大ヌイグルミの3Dモデルは90年代の子供向けゲームを思い出した。
可愛らしさよりも不気味な印象が強く、同じテンポで流れ続ける音楽も心を不安定にさせる。
トモダチは捕まえる際に謎の言葉を残すが、どれも女の子への不信感を募らせるモノばかり。
他にも奇妙なメッセージを放つオブジェクトもあり、解読不可能だが何かしらの意味を含んでいそうだった。
エンディングでは捕まえたトモダチがとある場所に集められて……。
この先はアナタの手でプレイしてみてくれ!(お約束)
「The CAGE」序盤攻略のコツ
最初のエリアにいる少女のお願いに「はい」と答えれば各エリアに橋が掛かるので、友達を探すべく歩を進めよう。
クリスマスエリアは巨大ぬいぐるみの頼みを聞けばカンタンだからノーヒントで。
画像の巨岩が転がるトラップエリアでは、無限に落ちてくる巨岩を止めるためにオブジェクトを動かす必要がある。
調べるボタンで利用できそうな物が無いか、周囲を探してみよう。
カギの取得した後は鏡の法則性を見出そう
一番難しい魔法扉のエリアは、入るためのカギを探すところから始まる。
ドアの周辺に何か落ちていないか、邪魔なオブジェクトを跳ね除けながら探してみよう。
無事にドアを開けたら鏡のワープ地帯に突入するが、鏡の進行先は地面にある紋章の色によって変わる。
組み合わせが正しければ最奥に到達できるので、それぞれの場所にある紋章を試してみよう。