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触れられない君(Untouchable)
UsFun Games
横スクロールアクションゲーム
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※このゲームは配信が終了したかURLが変わっています。
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▲幻想的なグラフィック、BGMも一級品だ。
君はきっと、このアクションに涙する。
触れられない君(Untouchable)は幻想的な世界とBGMが美しすぎる泣かせパズル・アクション。
ある静かな夜、世界は突然崩壊し、地面は崩れ、重力を失った。多くの人類はこの世界から駆逐され、主人もいつも一緒にいた人形と離れ離れになってしまう。だが、携帯電話を通して、主人は再び愛する人形エリーと会えるのであった…。
幻想的な世界を旅する映画的演出
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▲幼少期の記憶を思い出さずにはいられないこのグラフィック。
空に浮かぶ都市。人形を操作するゲーム性。これらに「クロノトリガー」や「ワンダープロジェクトJ」(あるいは「オウルボーイ」)を思い出すのは乱暴だろうか。
しかし、美しいBGM、空、物語がそこにある。否応なく揺さぶる童心。ディズニーやピクサーの映画のような、懐かしさと静かな感動を思い出す冒険に今旅立つときがやってきた。
パズル要素の強いアクションゲーム
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▲上下逆転する重力制御ギミック。ちなみに上に落ちても死ぬ。
人形であるエリーと、神的視線であるプレイヤーは、スマホを通じ協力し、ステージをクリアしていく。
2Dスクロールのアクションとパズルのような謎解き要素が混在。これにより、いつの間にか物語に没入している。よく出来た演出に恐れいった。日本語翻訳も概ね丁寧。
触れられない君(Untouchable)の魅力は美しすぎる幻想世界と涙腺ゆさぶる物語
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▲忘れられた都市の観覧車。なぜだ。なぜオレの心はこうも震える。
泣かせようとあざといゲームは嫌いだ。泣いてる自分はもっと嫌いだ。自分に酔っているからだ。
でも、本作がそういうゲームではなく、プレイヤー(主人公)と、エリー(人形)の愛の絆の物語だというのは、プレイするとすごいわかる。
最初、かわいくもなんとも感じなかった人形・エリーにどれだけ愛着が湧くか。手書き風に描かれた世界がどれだけノスタルジーにいざなうか。体験しなきゃ一生わからないよ。
幻想的な世界にマッチした多彩なアクション
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▲ボス戦。ちなみにコンティニューは動画広告アイテムを使わなくてはいけなくてシビアだ。
小さい頃に遊んだような、水鉄砲から泡を出してで邪魔をするモンスターを倒したり、バブルに乗って飛んだりと、童心に帰るようなギミック。
カプコンとディズニーが組んだ往年の名作アクション「ダックテイルズ」や「ミッキーのマジカルアドベンチャー」のような雰囲気もある。総じて優しい世界が繰り広げられる。
探索要素もある上下に広いステージ
ステージを探索しアイテムを集めるコンプリート要素もある。若干操作性が悪く、移動スピードが遅いのもストレスだが、美しい風景には見飽きない。
空中都市を背景に夕暮れに流星群が降り注ぐ描写だけで、このゲームをやってよかったと思える。
ゲームの流れ
世界は崩壊する。衝撃のシーンを描く冒頭。
多くの人類はこの世界から駆逐され、主人もいつも一緒にいた人形と離れ離れになってしまう。
気がつけば一人部屋で佇んでいる。
携帯電話を通じて主人(あなた)は、人形エリーの冒険をサポートしていく。
動作は「マリオ」式の仮想パッド方式で移動、ジャンプ、攻撃をしていく。
古いカメラをセーブポイントにできるが、フィルムを消費するので使い所に注意。
ボス!かと思いきや心優しいロボット。エリーは鏡を組み立て、それが完全に揃えば会えることを知った。
主人に会うための長く険しい旅がはじまった。
探索ゲームのような、寄り道をすることでアイテムを集める要素もある。
特定の実績を解除した報酬で入手することで泡の攻撃力を上げることができる。
触れられない君(Untouchable)攻略のコツ
序盤のステージはそこまで迷うことはないと思う。移動、ジャンプ、攻撃…基本を最初のうちに覚えていこう。
道中、クリアには関係ないところを寄り道してみるとアイテムが落ちていることが多い。これは慣れてない人は発見が難しいと思うが見つけたときの感動はひとしおだ。要チェック!
泡をパワーアップさせてから攻撃。
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▲ただ泡で包むだけでは倒せないので注意。
ちょいとわかりづらかったのが敵の倒し方。全員倒すことが実績になることもあるのでここは抑えておきたいところ。
小さい泡で敵のゲージを溜め、長押ししてチャージし、大きな泡で敵を包み込んでからタップして倒そう。なお、泡は実績をクリアしていくとアイテムを入手して種類の変更や強化が解放される。
操作性はなかなかシビア。丁寧な動きをこころがけよう
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▲コンティニューは有償アイテムか動画広告。世界観を壊すぜ動画広告!
さんざん褒めて来てなんだが、操作性に若干の難がある。人形だからこそのたどたどしい動きを再現している、とも言えなくはないのだが…いかんせんストレスだ。
とりあえずゲームとしては、ジャンプするときは左手の操作キーをきちんと目視して動かすようにしよう。落下事故多発をある程度防げるはずだ。