脱出ゲーム 迷い猫の旅- Stray Cat Doors
パルスモ株式会社
脱出アドベンチャー
基本プレイ無料
最後の脱出は、せつない…。手書き風の絵、猫とあなたの物語。クリアして泣きそうになった脱出ゲーム。ダウンロード(Android) ダウンロード(iPhone)
やさしい世界のその先は、あたたかくて切ない。
「脱出ゲーム 迷い猫の旅- Stray Cat Doors -」は柔らかいタッチのグラフィックと切ないストーリーが魅力の脱出ゲームアドベンチャー。
プレイヤーはかわいいキャラクターと一緒に様々なステージを巡り、アイテムを使ったり仕掛けを解いて謎を解いていく。
絵本のようなビジュアルと涙を誘う物語
雨の音、木漏れ日、クリスマスツリー。少女と子猫。幼かった頃の記憶の引き出しをあけるようなグラフィックとBGMの雰囲気が非常によい。
パステル調のグラフィックは雰囲気も非常によく、クリアすると部屋がにぎやかになっていく演出も楽しい。そして何より、猫を題材にしたストーリーが魅力の一作だ。
脱出ゲーム初心者でも楽しめる難易度
脱出ゲームの中でも難易度は低く、ストーリーや演出、グラフィックに注視してプレイできる。ヒント機能ももちろん実装。優しい。
脱出ゲームに不慣れなユーザー(自分のことである)もエンディングまで辿り着けそうだ。クリア後は、こどもと一緒に考えてもらえながらプレイするのもいいかもしれない。
「脱出ゲーム 迷い猫の旅- Stray Cat Doors -」の特徴はかわいらしく切ない物語
脱出ゲームの中には「謎」を楽しみたいものと「物語」を楽しみたいものがあるが、本作は完全に後者。
その物語は、セリフやキャラクターで叙情性を煽るものではない。多くを語らず、絵で魅せる演出が胸に染み入るのだ。
もう一度、子どもに戻ってこのゲームに出会いたくなった
絵本みたいな柔らかいタッチのグラフィック、癒されるあたたかみのあるサウンド、切ないストーリー、そして、猫。
はっきりいって、性格の悪い自分にはあざといと言いたくなるくらい鉄板なズルい題材だが、それらをまとめ、嫌味なく進む演出のさじ加減が絶妙だ。
脱出ゲームとしての敷居の低さとクリア後の楽しみ
脱出ゲームとなると敷居が高いイメージはないだろうか。プレイヤーが為す術もなく攻略サイトを覗かないとクリアできないというものもあった気がする。本作はもう少し、誰でもエンディングまで辿り着けるような調整がなされている。クリア後の要素もあるので楽しみにプレイしていただきたい。
だが、脱出ゲームとしてはちゃんと基本を抑えている。アイテムを拾って使う、謎を解く楽しみがきちんと確保されている。操作性もよく、丁寧なチュートリアルもあって迷うことはなかった。
ゲームの流れ
窓をタップすることで、それぞれのステージにジャンプする。
ステージは繰り返しプレイすることも可能だ。
怪しいところをタップしてそこに移動。
また、アイテムはタップで取得できる。意地悪な要素なく、わかりやすい。
アイテムを怪しいところに使うことで状況が変化していく。
ダブルタップして拡大することで新たな発見があることも。
各ステージに隠された「猫のパズルピース」を集めるのが本作の目的だ。
怪しい箇所がきちんと強調されているあたり作者の優しさを感じた。
タイトルどおり、猫との物語が紡がれていく。
クリア後にもう一度したくなる脱出ゲームなんてそうそうない。
脱出ゲーム 迷い猫の旅- Stray Cat Doors攻略のコツ
基本的には怪しいところを調べる、数字や色などを覚える(メモする)、再び調べてみる。の繰り返しでクリアが可能。
本作はやさしさが半分でできているため(後は切なさと美しさである)、あやしい箇所はきちんと強調表示されている。画面が大きくなるところに注目して謎を解いていこう。
謎解きは脱出ゲームのオーソドックスなもの
脱出ゲームの攻略のコツ…頭を柔らかくして発想を転換させよう。と書きたいところだが、それが一番むずかしいし、やりかたが自分でもわからない。
アイテムの組み合わせなどはなくオーソドックスなシステムなので、 図形の形や数、色などには常に注目していこう。案外慣れてくると「脱出ゲーム脳」になってくる。現実でも。
迷ったらヒント機能を活用しよう
本作はこの独自性あふれる世界観なのに課金要素がまったくなく、ぶっちゃけ完全無料なのがおかしいクオリティである。
ヒント機能は動画閲覧になっているので、謎に困ったら是非パルスモ株式会社への応援も兼ねて30秒の広告を見て欲しい。クリア後の楽しみも是非堪能してもらいたい。