Armchair Detective 最終体験版
ADVangelist/zeroaya
探索アドベンチャーゲーム
基本プレイ無料
逆転裁判×サウンドノベル!センスのいい探偵モノのザッピング推理アドベンチャーダウンロード(Android) ダウンロード(iPhone)
尋問ザッピングアドベンチャー!
「Armchair Detective 最終体験版」は逆転シリーズやチュンソフトの名作サウンドノベルを彷彿とさせる探偵アドベンチャー。
プレイヤーは探偵事務所の助手、蒔苗未来(マキナミライ)となり、探偵の草薙椎名(クサナギシイナ)と共に殺人事件を解決に導いていく。
洗練された推理×ノベルゲーム
探偵事務所に集められた複数の容疑者から事件の証言をかき集め、証言同士におかしい点があれば、容疑者に矛盾を突きつけて追求してストーリーが進んでいく。
探偵アドベンチャーにサウンドノベルを組み合わせた、個人開発にしてはあまりにスタイリッシュな作風に心惹かれる。体験版なのでボリュームは控えめだ。
謎解きを存分に味わえる「安楽椅子探偵」もの
Armchair Detective(アームチェア・ディテクティブ、安楽椅子探偵)、とは、ミステリの分野で用いられる呼称。部屋から出ることなく、あるいは現場に赴くことなく事件を推理する探偵、あるいはそのような趣旨の作品のことだ。
この手のジャンルの特徴は、謎解きや探偵のセリフやキャラクターの魅力を存分に味わえることにあるだろう。本作は探偵や相棒のキャラやビジュアルがクールで、体験版がすぐ終わってしまうのが惜しいほどだった。
「Armchair Detective 最終体験版」の特徴は立体的に複雑化するストーリー
清潔感のあるイラスト、コミカルなキャラクターが証言の嘘や矛盾をあばく。これは「逆転裁判」シリーズの手法であり、文章を読みながら言葉や時間に注視する構造を持ち、謎解とより主体的に向き合える手法だ。
写真を加工した背景やキーワードからザッピングする様相は、チュンソフトのサウンドノベルシリーズ、とりわけ「街 〜運命の交差点〜」やその続編「428 〜封鎖された渋谷で〜」彷彿とさせる。名シリーズのいいところどりになってるか、是非プレイして判断して欲しい。
クールなグラフィックとテキスト
まず最初に目を引くのが素人臭くないUIやキャラクターデザインだろう。登場人物
作者であるぜろあや氏(なんと、まだ十代だという)は、一人でこのゲームを作り上げたという。まったく恐るべき子共たちだ。
尋問を推理し楽しみ
テキストの中の重要ワードからザッピングし、新たな展開を導いていく。それに尋問と推理を組み合わせたシステムがとてもユニークだ。キャラのセリフの一つ一つもよい。自分に陶酔している感じがまったくなく、好感が持てた。BGMも雑ではない。
ゲームの流れ
海沿いの都市「ミナモ町」が舞台。
ブラウン管のように切り取られたデザインも懐かしくてよい。
ヒロインも住む住居も併設する西島電機、その店長が撲殺された。
実写を加工したグラフィックがなんでかノスタルジックだ。
証言中に表示される赤文字はキーワードだ。
タップして、証言の裏付けや更なる情報を得よう。
証言にはウソやムジュンが紛れている。
偽証と思われる証言箇所に矛盾するキーワードを突きつけよう。
正しく矛盾を指摘できれば、新たな証言や修正された事実を聞き出せる。
これを繰り返して偽証を重ねる真犯人を追い詰めよう。
Armchair Detective 最終体験版 攻略のコツ
サウンドノベル形式で語られる証言を読み進めよう。容疑者の数だけ証言があり、それぞれのチャプターに分かれている。
ヒント機能も実装しており、とりあえず探偵役の言うことを聞いていれば体験版をクリアは容易いだろう。本編はなかなか複雑で難しくなりそうだ…。
疑問点を示せ
唯一わかりづらかった?のが、上フリックでバックログを呼び出し、下フリックで尋問を中断する操作方法。
もちろん、体験版ということでボリュームは少なめだし未完成なのだと思う。内容がよいだけ、本編では既読スキップや人物や用語の図鑑機能、ヘルプ機能など操作性の改善されたら嬉しいなあ。