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迫る恐怖のおっさんハグ!彼女は無事に家に辿り着けるのか!?
「私の背骨を守って」は、帰宅途中の彼女に迫るサバ折りを狙う変態男から、神の手を差し伸べて無事に帰宅させる脱出ゲーム。
不思議なダンジョンやローグライクゲームのような、1手動くと全体が進行していくタイムスケール方式のADVになっている。
プレイヤーはアイテムを道に配置することにより、登場人物や周囲の動物などに干渉して少女が背骨を折られないようにしていくという脱出ゲームの亜種といった感じのシステム。
時間を一手づつ進めて干渉する知的ADV
システムとしては、時間をすすめるボタンで時間を進めて、彼女がサバ折りを食らう結末を回避できるように、手持ちのアイテムをマップに配置していくというもの。
決まった動きをするキャラクターたちに、アイテムを認識させることで別の動作をさせることができ、タイミングなどを計りながら時間を進めていくのがポイントとなる。
手数・歩数を読み解くパズル性
配置するもの、それを認識したキャラクターによっても様々な効果があり、下手をすると少女に悪い影響を与えてしまうものも。
肉などは、少女も変態男も大好きなので、置いておくと勝手に食べ始めてしまい、2ターンの間動作が停止してしまう。
そうした要素を上手く噛み合わせて、二人を接触しないようにタイミングや帰宅までの歩数を調整していくパズル性も高い作品だ。
「私の背骨を守って」の魅力は、迫るおっさんの怖さとコミカルさ
見た目からも、その動きもキモいサバ折り男は、なんと少女の2倍の速度で迫ってくる。
時間を進めることで少女は1歩前進するのだが、おっさんは2歩進んでくるため、確実に追いつかれてしまうのだ。
中腰姿勢のままカサカサ接近するおっさんの姿は、本当に恐怖でしかなく、最接近した時の「スキあり」などのボイスにも背筋が寒くなる。
コミカルでヤバい!
どういう展開になるのか先が読めない部分も多く、アイテムも設置する場所・タイミングで意味が全く変わってしまうのが面白いところ。
口に含んだ飲み物を吹き出してしまうなんてコミカルな攻撃(?)もあり、なかなかに笑える展開も用意されている。
ご時世的にヤバさを感じるネタではあるものの、コミカルホラーとして考えるとかなりシュールで楽しい作品。
オチャメな一面も利用する?
おっさんも人の子、ぬいぐるみに抱き着いてしまったり、腐った肉で腹を壊したりもする。
しかも、そういった部分もゲーム的に利用してクリアしていく必要があるのもポイントの一つだ。
ゲームの流れ
彼女を無事に家に送り届けるのが、神としてのプレイヤーの務めだ。
にじり寄るサバ折り男!
この状態だと、あと2歩で彼女に到達してしまうので、何とかしないと。
家の目の前でサバ折りの餌食・・・。
あと数歩なのに。
決まった数のアイテムを駆使しておっさんに接触しないように・・・。
ナイス帰宅!
まだまだ、サバ折り男は彼女を狙うので、しっかり守ってあげよう。
「私の背骨を守って」序盤攻略のコツ
アイテムは配置するタイミングが重要になる。
例えば肉などは、数ターン進めると腐肉に変化して食べたキャラクターがトイレへ入るようになったりするんだ。
こういった効果の変化や、組み合わせを考えていく事が大切になるぞ。
優先される行動を利用する
最も難しいのは、少女とサバ折り男をすれ違わせる行動だろう。
簡単なところでいくと、肉などを食べている状態のおっさんは、彼女に見向きしなくなるので、単純にこれは利用しやすい。
ただ、少女も肉が大好きなため、先に肉を認識してしまうと彼女の方を足止めしてしまうので注意も必要。
マップを随時確認しよう!
左右の▶ボタンで、マップを見まわすことが可能なので、かならず全体を確認してサバ折り男の動き出すタイミングは絶対に見ておこう。
歩数で確認し、対応するアイテムを事前に配置できるのがベスト。
どのタイミングで何を、どこに配置するか、また背景に利用できるオブジェクトがないか、随時マップを見ていくクセをつけるといいぞ。