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記憶を無くした者たちが集い、生き延びる術を探す。
後悔を殺した者だけが帰れる。館に閉じ込められた8人の運命は……
「夕凪様」と呼ばれる土地神を祀っている丘に古い館があり、記憶を失った8人の男女がいた。
皆。ここがどこで、自分が誰なのかも分からない。
館に入った途端に出入り口は閉ざされ、館内から出ることはできない。
食堂に集まり、ダイヤやスペードといったトランプになぞらえた名前を付け、解散した8人。
ジャックと呼ばれるようになった「僕」は、ダイヤに呼び出され、その場所へ向かう。
僕は、そこで殺される。
僕が誰かに殺されると時間が巻き戻り、手にある8つの鈴がひとつ減る。
8人が抱える「後悔」という化物が、僕らを殺していくのだ。
死を回避するには、相手ごと後悔を殺すしかない。
死んで戻るを繰り返すなかで僕は、僕を待っている人を思い出す。
そして、必ず君に会いにいくと誓うのだ。
(※iOSはブラウザ版になります)
夕凪の丘にて僕はの特徴は秀逸なシナリオ
選択性はないが、ホラーやサスペンス好きなら充分楽しめる。
本作のシナリオには、ホラー要素の奥に「後悔」というエッセンスが盛り込まれていて、登場人物がそれぞれ無くした記憶に何らかの問題を抱えている。
死が迫るなかで彼らは記憶を取り戻し、過ちを吐き出すのだが、「後悔」はそれに関係なく事務的に命を奪う。
序盤は、切なさと後味の悪さだけが残る。
しかし、プレイヤー(僕)が諦めずに前に進むことで少しずつ状況が変わり、やがて大局を迎える。
そこに、どのような感情が芽生えるのか、プレイして確かめてほしい。
夕凪の丘にて僕はの序盤攻略のコツ
会話やイベントを回収することが大事。
一周目は5分程度で終わり、そこから「くりかえす」ルートが出現する。
このルートには、僕を除く7人との会話やイベントをこなすコンプ要素があり、100%にするとトゥルーエンディング後にオマケが追加されるようだ。
セーブスロットが複数あるので、要所でデータを残しつつ100%を目指してみよう。
(※iOSはブラウザ版になります)
ゲームの流れ
- 見知らぬ丘で目覚めた僕。
ここがどこで、自分が誰なのかも分からない。
- 橋にいた老夫婦が、ここが「夕凪の丘」と呼ばれる場所であり、その込み入った事情を教えてくれる。
北へ向かうと館がある。
- ×ボタンを押すとメニューが開き、アイテムの確認やセーブが行える。
オプションで歩く→ダッシュに設定することもできる。
- 館の中で、僕と同じ記憶喪失の7人の男女と出会う。
彼らはそれぞれ「後悔」を抱えているようだが……。
- 館で起こる惨劇。
相手を後悔ごと殺さなければ、僕は後悔に殺されてしまう。
残酷な運命に抗う術はあるのだろうか。