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画面奥を転がしていた立方体がいつの間にか手前に出ている!?
錯視の技法が使われた立体?のフィールドを転がってゴールまで進むパズルゲーム
立体のフィールドのどこかにある「赤く四角い面」のゴールを目指し、画面タップやスワイプで自機を転がして導いていこう。自機は大きな角度変更はできないものの、フィールドに添う形であれば上気左右に張り付いて移動可能だ。
フィールドはすべて錯視の技法で作られているので、自分の考える上下左右が全てパズル内で当てはまるとは限らないぞ。立体の矛盾に惑わされずに正しい道のりを見つけ出そう。
用意されている錯視パズルは全部で100問。1つ1つはとても短いので気軽にプレイ可能だ。
『hocus.』の特徴はエッシャー的透視法で描かれた錯視のフィールド
下に降りて、奥に進んで、右に進めば上に出ました!……うん?
錯視画…いわゆるだまし絵で有名な人物で『滝』や『物見の塔』、『上昇と下降』作品を書いた人物だ。
特に『滝』なんかは美術の教科書かなんかで見た人も多いのではないだろうか? 「上から流れた滝の水が画面奥に流れて曲がった水路を進んでいくうちにいつの間にか滝の上の位置に移動していた」という無限ループ的な絵のアレだ。
これは「3Dの物体を2Dの平面に落とし込む際の奥行きの描き方」を逆手に取った遠近感を誤認させる表現技法が使われてるせいだけど、このゲームのパズルにもそれと同じ技法が使われているぞ。
奥に進んだはずが上に上がり、下がったはずが手前に出てくる…頭の中で3Dに落とし込めず、プレイヤーの空間認識能力を誤認させまくる奇妙な感覚のパズルを楽しもう。
『hocus.』の攻略法
自機が通行可能なルートは画面上部の●に三角矢印の形で表示される。
赤い立方体の自機は、基本的にフィールドの上下左右どこにでもくっついて転がることで移動できるけど、常に90度づつしか回転することができないぞ。ゴールまでのルートを頭の中で構築する際にはその道を自機が通行可能かどうかを常に気にかけておこう。
…まあ、あまり長いルートを頭の中で捏ね回すと錯視効果も相まって色々こんがらがる可能性があるので「とりあえず適当に突き進む!」っていう方法でもいいかもしれない。
ゲームの流れ
- タイトル画面。「hocus」にはまやかし、手品などの意味がある。
- ステージ1。自機をスワイプするか行きたい位置をタップするかしてゴールまで導こう。
- 画面上の●を確認して自機が移動できる方向を確認しよう。
- ペンローズの三角形。錯視で作られたいわゆる不可能図形というヤツだ。
- 不可能図形とは図としては描き起こせるけど、物質として立体で作ることの不可能な図形の事。当然ポリゴンに起こすことも不可能なわけだから…このゲームは3Dパズルじゃない?
- フィールドの底面を左に進んでたと思ったらフィールドの右面に張り付いていた…
- このゲームは当然ながら視点変更が不可能。…上から見たらどうなるのかが気になるところだけど。
- ステージ数は全部で100。錯視に興味を持ったなら「エッシャー」「不可能図形」で画像検索すれば色々面白い絵が見られるぞ。