1941白の戦線～ドイツvsソ連～

舞台となる独ソ戦では、本格的に戦車などの機甲戦力がメインになっていった時代。

その時代の戦略である『塹壕戦』が見事にシステムに組み込まれている作品。

戦車と歩兵が連携し、「塹壕」を作って防御力を高めながら戦線を広げていく。

また、有視界での戦場を再現している為、兵力を進めて敵戦力を発見していかないといけない。

前作である「青の戦場」が、海戦・上陸戦メインであったのに対し、とことんまで地上戦に特化した戦略性が楽しめるぞ！

戦場を区切るマス目は、6角形の所謂「ヘックス」と呼ばれるもの。

古くは「大戦略」などの正統派戦略シミュレーションでは、このヘックス型が採用されることが多かった。

本作でもその昔ながらのヘックスを採用し、四角形マスよりも円に近い距離感で戦場を再現している。

レトロな感じだが、このタイプのシステムは今遊んでも戦略性の高さに、思わず感動する。

塹壕やカムフラージュ（相手から見えなくなる）、地雷設置などの高い戦略性にマッチしたシステムだ。

ダメージを受けてしまった兵力の回復をメインに運用されがちな「補給トラック」だが、最も重要なのは弾薬の補給になる。

反撃を受けずに前線で戦いつづけた歩兵などは、比較的弾薬だけが減って戦えなくなってしまう場合が多い。

補給トラックは移動範囲も広く、また移動→補給→移動→補給・・・と1ターン内で何回も補給と移動が可能

移動可能な範囲全てをカバーできるのを忘れないように！

常に全体が補給できるように「補給トラック」は複数保有するように心がけよう。