世界征服株式会社

「世界征服株式会社」は、世界をよりよいものへ変えるために世界征服を目指す…という育成シミュレーションゲーム。

通行人をタップで拉致して資源をゲットし、資源を使って秘密基地を拡張するとともに、世界征服用の主戦力・謎の生命体ベイダーを生み出そう。

十分な戦力が確保できたら、侵略開始ボタンを「ポチッとなー！」と押して侵略開始！ 育成パートのコツコツと地道なイメージを覆す侵略パートのド派手演出が気持ちイイ！

侵略率が100％に達するとその国を完全に侵略したことになり、次の国へ！　…こうして段階的に世界を征服していくというワケ。

地下で地道に準備を整える…という背徳感ある楽しさと、侵略のオラオラ感のギャップが楽しいゲーム。 育成ゲーム好きのみならず、「最近ストレス抱えてるんだよなー」という人は是非プレイしてほしいゲームだ。

ここまでの記事を読んで「フーン、タップばっかするタイプのよくある育成ゲームかー」と思ってページをそっ閉じしようとした人、もう少し見てほしい。本作は一見単なるカジュアル育成ゲーに見えて、そうではないんですよ！

本作の特徴は、いろんな特徴を持った部屋を組み合わせていく戦略的な部分。

部屋には、資源やべーダーを生み出す生産系の他に、資源の生産スピードをアップするものや、資源の最大保有量を増やす効率アップ系が存在。

効率アップ系は隣接する部屋に対して効果を発揮するため、どのスペースにどの部屋を配置するかによって、生産効率がダンゼン変わってくるのだ！　これを考えるのが超楽しい!!

効率を考える戦略性がおもしろのはもちろんのこと、「オレの秘密基地を作っているんだ！」という感覚を味わえるのがたまらない！

子どものころ「自分だけのアジトがあったら…」って考えたことが一度でもあれば、この感覚がわかるハズだ！

効率のよいプレイを考えた時、部屋の配置には2つのパターンがある。

ひとつは、生産系の部屋1つを、効率アップ系の部屋2つでサンドイッチするように配置するパターン。

これによってたとえば生産スピードアップと生産量アップなど、異なる効率アップを同時に適用することが可能だ。

もうひとつは、効率アップ系の部屋2つで生産系の部屋1つをサンドイッチするように配置するパターン。

こちらは、1つの生産系の部屋に対して1つの効率アップしか適用できなくなるものの、より多くの部屋に対して効率アップが適用できる。

2つのパターンの内どちらがオススメかというと、序盤では2つめ、効率アップ系2つで生産系1つをサンドイッチというパターンがオススメ。

…というのも序盤は資源が乏しいため、高額な効率アップ系の部屋を沢山購入することが難しいからだ。