レチェルルート

「レチェルルート」は、美少女キャラを操作して線を描き、面を作り上げていく陣取りパズルアクション。

上下左右のフリック操作で主人公の移動方向を操作。主人公の歩いた通りに線を描くことができ、線を他の線につなげて面を作り上げればそこが自分の陣地に。一定以上の陣地を獲得できればステージクリアだ。

ルールはカンタン、しかもキャラはキュートな美少女…と来ているものの、本作の難易度はかなり高い！　なにせ、主人公が敵に触れる以外に、主人公の描いている途中の線に敵が触れてもミスとなるからだ。

敵は線で描いた面の中に閉じ込めることで倒すことができるが、その前に敵が線に触れてミスとなることが少なくない！　正直ムカつく!!

…が、つまらないゲームじゃない。スキルや線の描き方を工夫することで、対処できるからだ。だから、「正直ムカつく!!」と思っても、「…もう一回やるか！」という気になれる。 難しい分、達成感も強く味わえるパズルアクションなのだ。

実は、タイトー社のレトロゲーム「クイックス」をはじめとして、本作のように線で陣取りをしていくというタイプのゲームは他にも存在している。

それらのゲームと本作とが異なっているのは、本作がスキル使用を前提としていることだろう。

本作では、敵として出現する妖精を倒すことでスキルの使用が可能だ。スキルを使用することで一定時間高速移動できたり、画面上の敵を全滅させたりできる。

陣取りを優先するか？　それとも妖精を倒すことを優先してスキルで一気に攻略するか？　プレイヤーによって戦略の変わる奥深さが、本作の魅力となっているぞ。

本作において主人公は非常に不利だ。何せ、自分だけでなく、自分が描いている最中の線にまで当たり判定がある。主人公や目的地ばかり見ていると、アッという間にミスとなってしまう…。

このため、本作をプレイする大鉄則その1が、一度に長い線を描かないこと。長い線を描くということは、いたずらに自分のあたり判定を増やし、自分を不利に追い込んでいる。

次に、敵を倒そうとしたり、沢山面積を獲得しようとしたりしてはNG。そうではなく、敵を避けるように移動しよう。

最後に、大きな面を獲得するのではなく、小さな面をたくさん作っていこう。小さな面がたくさんできると、主人公が移動可能な部分がアップ。そうすると、当然ながら敵を回避しやすくなる！

この3つのポイントを守ってプレイすることで、スムーズにゲームを展開できるだろう。