The Fear

車で帰宅途中、いきなり目の前から妻と子が消失！ 時を同じくして、精神を病んで入院していたかつての恋人、マータが自殺していた。その直後、死んだはずのマータが主人公の前に姿を現し、怪奇現象が起こり始める…。

プレイヤーは主人公となって、妻と子を見つけるために探索を行う。ただ、スタンダードな脱出ゲームのように謎解きがあるわけではなく、アイテムを見つければOKというもの。

ゲームのシステムで楽しませるというタイプではなく、ホラー演出で楽しませるというタイプの作品だ。

それだけに、ホラー演出はガチ！ 部屋を暗くしてヘッドフォンでのプレイを推奨！　プレイ中1回以上は悲鳴をあげることができるハズ。

さらに、真っ暗な中を懐中電灯の光で進む…というシチュエーションが多い。
このため、自然と「ここに何があるんだろう？」「もっと近づいたの方がいいのかな？」と目を凝らしてしまう…。
そんな状態でホラー現象がいきなり発生！　意識が集中している時に恐怖演出を見せられたら、誰だって怖いでしょ!!

そうやって移動システムと照明を組み合わせ、ホラー演出の効果を何倍にもアップさせているのが本作のニクいところ…。そりゃ悲鳴あげますわ。

この時、画面の左右を連続タップして脱出しないと、主人公が死んでゲームオーバーになってしまう。

本作においてつまづく部分があるとすればこの部分くらいだ。

ただ、それほどシビアに連打しなくても十分脱出できる。なので、あらかじめ、マータに襲われたら画面左右を連打…と知っていればバッチリ対処できるハズ。

探索中は常に、、ホラーイベントが発生したら画面をタップ…と、心の準備をしておこう。