ピクセルストラテジー

戦士や弓士、魔法使いや僧侶などそれぞれに個性の違うユニットを集めて部隊を作り、ステージを選択。

バトルは味方全員と敵全員が交互に行動するターン制。ユニットを長押ししてコマンドを表示させ、そのまま指をスライドさせて移動や攻撃、スキルなどを選択する。

ユニットごとの移動範囲や攻撃範囲を考慮して動かし、すべての敵を倒せばステージクリアだ。

出撃させたユニットは経験値を得て成長し、レベルアップするとステ振りを行える。

この他にも資金を使ったスキルや武器の強化、装備品の着脱によってユニットを鍛え、幾多の強敵が待つステージに挑もう。

ステージ数が多く、行動力等の制限がないため時間の許す限り遊べる点も魅力的だ。

装備、スキル強化、ステ振りによる育成自由度が高く、ゲームを進めることで選択できるユニットも増えるため、シンプルながら遊びこめるようになっていた。

少し気になったのは攻撃の命中率の低さ。

従来のシステムだとDEXに関係するのだが、本作にはそれを引き上げる要素が武器による補正しかなく、物理攻撃やスキル、魔法に関わらず外れる場合がある。

側面や背面攻撃による命中率補正もないようなので、外れるたびにストレスが溜まりバトルの時間も長くなるのでもう少し改善して欲しいと感じた。

バトルでは敵の移動範囲と攻撃範囲を読み、こちらから先制攻撃できる位置にいるなら攻め、遠いときは相手が攻撃できず移動だけを行うぎりぎりの位置にユニットを配置して待ち構える。

序盤の敵ユニットは戦士系ばかりなので移動範囲は3マス、攻撃範囲は1マスだと考えるといい。

また、ステージをクリアして獲得した資金はスキル強化や装備品の強化に注ぎ込む。

装備品は持ち替えることを考えるともったいないように思えるが、序盤の装備品に大した能力差がなく強化で地道に鍛えた方が強くなるためだ。