NeoDeserter’s PLUS SPver

シナリオと操作する将校を選び、個人・国家・戦略の3フェイズを進めていこう。

個人フェイズでは資金を使い、兵士の雇用や訓練を行って部隊を鍛えつつ、商業や兵糧へ投資して毎ターンごとに獲得できる資金と兵糧を増やす。

選んだ将校が元首なら国家フェイズがあり、家来となる将校の雇用や自身を含む部隊の進軍先を選択する。

敵地に乗り込む、または進軍中に敵部隊と遭遇すると戦略フェイズへ。

3つの隊列をターンごとに前進・後退させ、敵兵を殲滅するか彼らが撤退すれば勝利となる。

自身の部隊が負けてもゲームオーバーにはならず、元首や家来の筆頭である将軍、誰にも属さない浪士など立場を変えながら大陸の統一を目指そう。

Deserter’s3DXで導入された家来の部隊の強化や編成、武器の配給システムは無くなったが、個人フェイズに内政メニューが追加されて「訓練」以外の選択肢ができたのは良いね。

領地単位でしかなかったマップは、草原や町などのエリアが追加され、部隊の進軍がリアルタイムで反映されるようになった。

自信の領地に近づいてきた敵を迎撃する、別の国を攻撃している隙をついて敵地に攻め込むなど戦略性が高くなり、プレイ感はリアルタイムストラテジーゲーム（RTS）に近くなっていた。

ただ、マップが広くなっているにも関わらずフィールド全体の状況を細かく確認する機能がないため、いちいち方向ボタンでスクロールしなければならないのがすごく面倒。

フェイズについても国家と個人が別々に回ってくるためゲームの進行を止められることが多く、従来のテンポの良さを損なっている。

家来が勝手にキャラを雇用する意味不明な仕様もあり、過去作と比べてどうにもハマりきれなかった。

オススメは「ディアルド」や「ルネガート」。

元首ではじめた場合、序盤に国家フェイズ→人事→探索を行い、能力の高いA～Sランクの浪士を家来にする。

序盤にスカウトしておかないと強力な敵になる可能性があるので注意しよう。

あとは、個人フェイズで「訓練」を行って兵士を育成しつつ隣国の様子を観察する。

別の国と戦って疲弊した瞬間を狙い、複数の家来で一気に攻め落とすのが効果的だ。