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未解読の書物を巡る物語。
奇怪な稀覯本を巡る物語
オカルト同好会に所属する主人公「湊ツカサ」は幼なじみで同じ部員でもある「佐木ユウナ」ら同好会のメンバーとともに、とある書物を受け取るために新宿に足を運んでいた。
裏通りにある古書店に入り、店主のかわりに店番をしていた不思議な少女から目的の書物を受け取った刹那――巨大な地震が発生する。
崩れた本棚の隙間でうずくまり難を逃れたツカサたちだったが、外に出ると先ほど見た「新宿」とは違った光景が広がっていた。
赤い霧に閉ざされた空。
鏡に映っているかのように反転している看板の文字。
道端で蠢く白い肉片。
古書店で手に入れた稀覯本「ドグマツルギー」に突如として記された鮮血地図。
ツカサたちは、ドグマツルギーに導かれるように新宿だった場所を歩きはじめた。
「ドグマツルギー ouverture」の特徴はフルボイスの台詞と世界観とマッチしたゲーム音楽
お金はかかっているが内容は薄い。
「逢坂良太」さんなど各キャラには人気声優陣のボイスが収録されており、プレイ中に流れる音楽も世界観と合っていておどろおどろしい物語を引き立てているのは良い。
ただ、ボリュームが1~2時間で終わるため支払う値段に対して満足感を得られず、結末についても本の謎がひとつも解決しておらず尻切れトンボなのは否めない。
本作はプレイヤーの反応を今後の展開に盛り込む「ユーザーフィードバック」という試みを行っているようだが、そのせいで製作者がどうにでも転がせる中途半端な結末を用意したように思えた。
フィードバックを得るにしても、ちゃんと完結する物語を作って評価を得てからだと思うのだが……。素材は良いのにもったいないよ。
また、他のアドベンチャーアプリと比べてセーブやロードの仕方が特殊であるにも関わらず、操作説明を伴うチュートリアルがない。
タップイベントについてもヒントや説明が一切なく悪い意味で作業感が漂う作りになっていたのは残念だ。
ドグマツルギー ouvertureの序盤攻略のコツ
基本的には一本道。進行に迷うことはない。
会話ウィンドウ以外の場所で左方向(←)へフリックするとセーブ、ロード、コンフィング等が選べるので覚えておくといい。
また、稀に発生する選択肢を間違えると即ゲームオーバーに繋がるので小まめにセーブするのを忘れずに。
ゲームの流れ
- 基本操作は画面下の会話ウィンドウをタップして物語を読み進めるだけ。ウィンドウを閉じるボタンの隣にオートモードボタンがある。
- オカルト同好会に所属する少年「ツカサ」は、他の部員たちとともにとある稀覯本を入手するため新宿を訪れていた。
- 会話を読み進めていると定期的にタップモードに突入する。画面をスワイプして視点を変え、いろいろな場所をタップして調べよう。
- 本を受け取るために立ち寄った古書店で大きな地震に巻き込まれ、店の中に閉じ込められてしまう。
- 古書店のバックヤードの壁が崩れており、そこから地下鉄の駅へと抜けて外へ出た主人公たち。夕方でもないのに新宿の空は赤く染まり、看板の文字がすべて反転していた。