ヴィーナスダンジョン

アーサー王や織田信長、関羽といった偉人たちが美少女カードになっており、それらを編成して複雑なダンジョンとなった遺跡を進む。

遺跡内部では進む方向をタップしてフロアを移動し、壺や宝箱からダンジョンポイント(DP)を得ながらトラップの解除やクイズに答えるなど様々なイベントをこなしていく。

敵と遭遇するとバトルに発展。編成したカードがオートで攻撃を行い、敵をすべて倒すとDPを獲得できる。

最奥にいるボスに挑んで勝利するとステージクリアとなり、それまでに獲得したDPの総量によって新たな幻英、資金やアイテムの入った宝箱を空けられる。

また、各キャラが敵にとどめをさす時にボイスが再生される。

早見沙織、南條愛乃、上坂すみれ（敬称略）といった人気アニメで活躍する有名声優を25名以上を起用しており、戦略性の高いバトルに華を添えていた。

ダンジョン内には敵と戦うバトル要素、宝箱や壺といったお馴染みのギミックの他に、選択肢を選ぶことでDPの獲得やキャラの能力アップ、HPを回復させるイベントがある。

さらに、スフィンクスの問いに答えるクイズイベントや閃光体をタップしてDPを得るアクション要素が盛り込まれており本格的なダンジョン探索が楽しめる。

毎回この探索を強いられるのは辛いが、ステージを3つ星評価でクリアすると探索をショートカットできる機能が付いているためテンポ良くゲームを進行できるのは良かった。

ダンジョン探索によって物語を進める他にも、強化・進化素材を得る特殊ダンジョン、フレンドと共に特定のパーツを集めて資金や課金通貨を得る「ミュージアム」。

他プレイヤーと戦う「闘技場」や4人のキャラを設定して時間経過で資金や武器を得る「散策」。

必殺技や幻英の能力アップなど様々な補正を付与できる「アビリティ」といった多彩なメニューが用意されている。

序盤は開放されていないメニューが多いため薄味な印象だったが、遊ぶほどに味が出るやりこみ度の高いRPGになっていた。

攻略のコツはシンプルに強い助っ人を連れて行くこと。

ダンジョンに入る際に表示される助っ人選択で自身よりプレイヤーレベルが高く強力なリーダーキャラを選ぶ。

あとはダンジョン内で画面下のアイコンをスライドさせて先鋒に設定すれば第4章まではほぼ助っ人だけで攻略できる。

また、各エリアにそこと同じ時代設定のキャラを連れて行くとエリア限定イベントをクリアでき、一時的なステータスアップやDPを得られる。

罠を解除する時の身代わりとしても使えるので発生するイベントごとにキャラを切り替えて各ステージで3つ星評価を狙おう。

エリアをクリアすると宝箱を開放でき、さらに全ステージで3つ星評価を得ると課金通貨「魔石」を貰えるので合わせて達成しておくといいだろう。