MAGICOLO

エリアとステージを選択し、ステージ上でトレーナーと遭遇したら時間経過で回復するスタミナ値を消費してバトル開始。

バトルはオートで進行し、モンスター10体とスキル効果のある「スター」10個（任意）を設定したデッキの中からランダムで5体が選出され、そこから3体を選んで戦わせる。

すべてのモンスターを倒す、もしくは相手トレーナーのHPを0にすれば勝利となりプレイヤー経験値や資金、モンスターやスターの素材を入手できる。

資金と素材を使って新たなモンスターを獲得し、デッキに編成したりモンスター同士を合成・進化させて鍛えたりしながら強敵が待つクエストに挑んでいこう。

筆者もその一人だが、正直なところスマホアプリ版のクソゲーオブザイヤーがあったなら本作を推すくらいやばかった。

良い部分は、戦闘演出が派手になり最大3人同時プレイが導入された点と、通常ガチャが引きやすくなり「進化」によって無課金で強力なモンスターを入手しやすくなったこと。

悪い部分は山ほどあるが、まず協力プレイ機能がクエスト選択時にひとりで遊ぶを選んでも強制的に他プレイヤーが乱入してくる仕様になっている点だ。

プレイヤーレベルに関係なく乱入してくるため味方が弱いせいで負けるのはもちろん、出撃枠が制限されて運ゲー化し、通信障害がおきることもしばしば。

協力じゃなくて妨害プレイ……。

他にも、バトル準備画面でぶっこまれる10秒ほどの待ち時間、メニュー画面のUIが悪すぎて操作がしづらい、アバターガチャからプラグスーツしか出てこないためアバターの意味がない。

現在入手できるモンスターがマジモンとほぼ同じで新モンスターがおらず、モンスター図鑑に詳細がなくスキル説明もない（マジモンにもなかったが明らかに初見殺しすぎる）。

遊んでて「逆に」楽しくなってきたアプリだ。

モンスターごとに設定されている召喚ターンは数が少ないほど早く召喚でき、たたかう等の物理攻撃を持っていれば敵のトレーナーにすばやくダイレクトアタックできる。

序盤はほぼダイレクトアタックで勝負がつくので召喚ターンはしっかりと見ておきたい。

スキルについては前述したようにその説明がゲーム内で見られないので、効果を知りたいときはマジモンのWikiを参照するといい。

体感だが物理攻撃を完全回避する「飛行」、物理ダメージを一定値まで軽減する「防御」やターンごとにHPを回復する「再生」を持っているモンスターは強い。

また、特定のモンスターを集めて進化させることを考えるとレアガチャよりもゲーム内通貨で引けるアイアンポット（ガチャ）の方が強力なモンスターを入手しやすい。

ただし、レアモンスターの進化はレベル1同士だと成功率が1％しかなく失敗すると素材に使ったモンスターが消滅するため、どちらもレベル30あたりまで育成してから挑もう。