ポケットブレイブス

戦闘シーンが開始した後、プレイヤーが操作する必要は一切ない。

30秒程度戦闘を眺めていれば、勝敗が確定するので、短時間でもサクサクプレイすることができるぞ。

世界観は、王道のファンタジー。

キャラクターグラフィックは2.5頭身程度にディフォルメされており、親しみが持てるデザインになっている。

誰もが気軽にプレイすることができるカジュアルなRPGだ。

だが本作には、それらのゲームとは一線を画しているポイントがある。

そのポイントは何かって言うと、キャラクターアニメーション。

本作のキャラクターグラフィックは関節単位でバラバラになっており、それが組み合わせられて構成されている。

このため、関節単位で非常にスムーズにアニメーションをするのだ。

キャラクター自体が大きめに作られていることもあり、派手な攻撃アニメーションが繰り出された時の迫力はかなりものだ。

見ているだけの戦闘ではあるが、爽快感と楽しさはたっぷり感じられるよう仕上がっているぜ。

プレイヤーがやるべきことは、戦闘の前に集約されているのだ。

本作は戦闘こそ自動なものの、城下町の育成していくシミュレーションゲーム的な要素と、キャラクターの育成・装備といったRPG的な要素がしっかり作りこまれている。

戦闘が自動である以上、現在の強さで勝てない戦闘には、基本的には何度やっても勝てない。

なので、そういう場合は、装備をもう一度見直してみよう。

城下町の育成は、プレイヤーのレベルによる部分が大きいので、それよりは装備の方が重要だ。

それでもどうしても勝てない場合は、以前クリアしたステージに戻って経験値を稼ぐといいだろう。