アニメスタジオ物語

「アニメスタジオ物語」は、カイロソフトの新作シミュレーション。

お馴染みドット絵のシミュレーションの舞台はアニメスタジオだ。

社長となり、雇った原画マンや脚本家・ディレクターたちを成長させ、弱小アニメスタジオから大ヒットを生み出していくのが目標だ。

アニメ制作には金がかかる。
下請けの仕事だってこなす。
放送権を買う。広告を打つ。
そういった仕事を地道にこなしてプロダクションを成長させていく。

社員だけではなく、オリジナルキャラクターたちも何回も使われることによって人気を帯び、商品化という一人歩きを始めていく。

よくも悪くもカイロソフトの作品、といった感じだが、とっつきやすく挫折することもなさそうな感じがする。

しっかし有料ソフトっていうのは安心するね。
課金を促されるような要素がなくて。

男の子は、いや、女の子かもしれないけど。
一度は自分の物語を形にしようって夢見るものだ。
その形は、人によっては小説だったり、バンドだったり、映画だったり、演劇かもしれないけど。

小学校の頃自由帳に書いたカービィのマンガ。
FFやドラクエの丸パクリみたいなRPG。
設定や技名だけ綿密に充実したバトルもののアニメ。

心当たりある人はいないか？
本当に俺だけか？

このゲームは、アニメを制作するっていう、俺の心の中学二年生を、さらにいうならば、オタク心をくすぐる作品だ。

あ、ゲームとしては結構デフォルメされつつ、やることも少なくて誰でもクリアできるようになってて超親切設計で安心だぞ！

まずはアニメーターを雇い、レベルアップさせて有名監督を育てていこう。

資料を消費するレベルアップと、お金を払う教育の二種類がある。
LVは上限が5だが、転職することでさらなるステータスアップが見込める。

TVには放映権があり、大きな局ほど権利を得る金額が高くなる。
資金が少ない序盤は小さなTV局や下請けをして、放映を繰り返し資金を貯めていこう。

ストーリーの舞台や内容、キャラクターの組合せで視聴率が変化するので、昔観た大好きなアニメをモチーフにするとうまくいくかもしれない。

コアなファンからのファンレターには人気の秘密や、不満が赤裸々に描いてるので目を通してみよう。

監督のステータスにも注目だ。

作品作りだけでなく宣伝広告も大事だぜ。
メディアミックス、雑誌への掲載、すべてを武器にしていくんだ。