ドラゴンアンドハンター

舞台は中世。正統派の剣と魔法の世界だ。

神と凶悪な怪物がともに共存する時代。
主人公はある街の領主となる。

この街に集まる「英雄」とともにドラゴンを討伐するというのがゲームの目的だ。

と、そんなワケでゲームを始めると、美麗に描かれた街が現れる。ふむふむ、この美しい街がボクの拠点なのね。

酒場に宮殿、軍営に、鍛冶屋etc.　これらの施設を強化しながら、「冒険」に出かけて、バトルを重ねる。

住民たちは口々にお礼や不満を口にし、それを聞いてるだけでも楽しいわい！

注目すべきは「酒場」にやってくる「英雄」たち。

白・緑・青・紫・金と5段階のレア度が設定されてて、街の発展に合わせてスゴい奴がやってくる。

気づけば、ボクは最小限のバトルをこなしながら、優しい「領主様」として街作りに没頭していたのだった…！

ま、つまり、平和な街作りに没頭するも良し、軍を鍛えて侵略にいそしむも良しの「箱庭」＋「バトル」シュミレーションなワケですな。

さすが世界的人気ゲーム！　こりゃハマる。

でもね、このゲームでのバトルは面白いんだけど、日本製RPGに馴れてる身としては、ちょい寂しいんだよなー。

バトル画面は昔風の2Dだし、なにより個別のキャラも魅力が活かされていない。

いや、すごくキレイなグラフィックなんだよー。

ちょっと中華風テイストが入ったモンスターや女の子は、重厚で中世チックな世界観と相まって、独自のワールドを形成しています。

けどね、キレイではあるけど「燃え（＝熱血キャラ設定）」も「萌え」も要素として薄い！

このあたりには「中国産」ゲームの課題なのかもしれないね…。

とはいえ、バトルの戦術性は多彩で深いので安心してほしい！

まずは歩兵や弓兵、騎兵などいくつもの兵種を選び、さらにそれをどう配置するか、陣形が自由に組み合わせられる。

戦闘自体が自動的に進むので、勝つか、負けるかは戦術によるところが多い！

こりゃ、のん気に街作りだけをしてられない！

強い軍備を準備するのも、このゲームの魅力の一つなのだ。

魅力的でバラエティにとんだ英雄は100人以上！


で、この英雄にそれぞれタイプがあり、おのおのが「スキル」を持っています。それが戦闘の切り札ってわけですね。

さらに重要になってくるのが、「アイテム（装備）」。鍛冶屋でコインを使って強化していくとドンドン強くなります。

そして「進化」「進級」。
これはいわゆる、やりこみ要素で、領主レベルがあがると「英雄の血」を使ってできるようになります。

そうして、自分だけの最強軍を作り、隣の領地をせめたり、ドラゴンを討伐したり、期間限定キャンペーンの強敵を倒していくのです。

…とまあ、説明するだけなら簡単なんだけど、なかなか良い英雄を集めて、パワーアップできません！

ダイヤも足りないし、レアアイテムも欲しいなあ。

やっぱり「課金」に勝る攻略法はないのか！？