恐怖の館『ワザワイの夜』

隠された魂を集めて、幽霊が出現する戦慄の洋館から脱出するのが目的。
館に眠る世にも恐ろしい惨劇の謎が待ち受ける。

操作感、雰囲気ともに、「バイオハザード1」や「刻命館」「クロックタワー」「サイレントヒル」…といったプレステ、セガサターン時代のホラーアドベンチャーに近いものがあり、特にヘッドホン、イヤホンをつけたときの恐怖感は相当ヤバイ。

広告が結構雰囲気を損ねるのがやや残念ではあるが、
このホラー。夏も終わってしまったが味わってほしい作品だ。

一番の特徴は画面をクリックしたりする「脱出ゲーム」のフォーマットではなく、視点を動かし、移動していくラジコン型の探索アクションになっている点だ。

不気味な洋館をうろつく操作性は「バイオハザード1」を激しく想起させた。更に言うならば「スウィートホーム」「アローン・イン・ザ・ダーク」といった「サバイバルホラー」に近いニュアンスがある。

昨今はハリウッド映画よろしく派手なドンパチをしてるバイオシリーズだが、ドアを開ける、視点を動かすその先に何があるかわからない恐怖は初期が一番だと個人的には思っている。

もう少し移動速度が早ければ嬉しかったんだけどなあ。
しかし怖くて会社で声あげちったよ。恥ずかしい…。

調べられるところがある時は「しらべる」と出るのでタップして調べてみよう。基本的にはいろんなところを探すしかない。

クリスタルを使えば魂が隠れている場所が光って表示されるのだが、使用回数に制限がある。

そして、この館にはメイドの姿をした幽霊がうろついている。
彼女はその場に突っ立っているだけだが、目が合うと一目散に追いかけてくる。
筆者は逃げ切れたことがない。
捕まると一発でゲームオーバーになる。

出現時に音がなるため、イヤホンやヘッドホンでのプレイを推奨したいところだが、それだと恐怖感もマシマシになってしまうな。

メイドは館の内部をランダムでワープする。
なんだよそれ。