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独特の世界観で進むアクションゲーム。
バグった世界を旅するアクション
言葉で説明するのが難しい、哲学的な内容のゲーム。
基本形はパッドを使ったオーソドックスな横スクロールアクションになっていて、ショットで一定数のバグ(虫)を倒すとイベントが発生する。
ストリートミュージシャンやネコ、タコなど多彩なキャラが登場しては、意味があるようでない会話を繰り広げ、主人公に特殊なショットを授けていく。
そのショットで敵を撃つと、画面がより幾何学的な模様で彩られ、BGMに音階が追加され、徐々に世界が構築されるのだ。
言葉のひとつひとつの意味を考えるよりも、ただ「何か」を感じとる、不思議な世界観が魅力のアプリだ。
分かるようで分からない世界観
登場人物?が個性的すぎる。
ぼくの
めのまえは
バグだらけだった。
たいへんだ、なんとかしなきゃ。
目の前に広がるバグった世界を右ボタンを押して進み、ショットを使って襲い来るバグを退治する。
一定数(10匹ほど)を倒すと様々なキャラが現れ、会話をしては新たなショットを授かり、それ敵を撃つと少しずつ正常な世界が形作られるという流れになっている。
敵の現れるパターンが一定かつ数も少なく、ライフが15個もあり、減ったとしても敵から頻繁にドロップできるため、とにかくゲームオーバーになりにくい。
半面、簡単すぎて張り合いがなく、中断セーブ機能がないため、時間をかけて挑まないとエンディングまで辿りつけないのは少々残念だった。
そういう意味でも、初見のプレイで好きか嫌いかが別れる(筆者は好きな部類)、ゲームなのだろう。
ゲームの流れ
- ゲームパッドを使って操作を行う。決定ボタンを中心に十字の移動ボタンが配置された旧携帯パッド、左に移動パッド、右に決定(ショット)ボタンが配置された2種類を選べる。
- ショットボタンで虫(バグ)を退治していくと様々な人物と出会う。彼らとの哲学的な会話も奇妙な世界観の魅力となっている。
- 登場人物と会話するとショットの種類が切り替わり、画面に変化が現れる。
BGMも鳴り始め、チャプターをすすめるほど音階が増えているように思えた。 - 登場人物の会話を完全に理解するのは難しい。考えるな、感じろってことだと解釈した。
- 敵に接触すると減るハートが15個あり、敵を倒すと頻繁にハートを獲得できるため難易度はかなりやさしい。
ただ、中断セーブがないので、最初から継続して遊ばないとエンディングが見れない。