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話は終始、重く暗い。だが、それが良い!
シリアスな長編ノベル
「ホワイトボオド 【前編】」は選択肢が無いタイプの長編ビジュアルノベルだ。本作は物語の【前編】が楽しめる無料版で、【後編】は350円の課金が必要。
ただし無料版だけでも3時間以上のボリュームがある大作だ。選択肢は無いがストーリーはシリアスでしっかりとした読み応え。
背景やキャラクターのグラフィックスも豊富でボリュームは十分。終始、重々しいシリアスな展開なので、内容は好き嫌いが別れるだろう。とはいえ、夏休みにじっくりとした物語を楽しみたい人にはオススメしたい一品だ。
読ませる物語展開
一見、普通の若者だが、彼らも自殺志願者。
物語の舞台は2006年の夏の日本。とあるSNSの自殺志願者サークル「ホワイトボオド」のメンバーが渋谷で集合するところから物語は始まる。
最初からかなり深刻でショッキングな内容が続く。そのため、暗い話、鬱ゲーが苦手な人には決定的に合わないだろう。
しかしながら、キャラクターの抱えている悩み、謎のサークルの教祖などにミステリー要素があるため、物語の展開には引き込まれるものを感じる。キャラクターも15人以上とかなりの量。
オートリードやバックログの閲覧などノベルゲームとしての基本的な機能も備わっている。スマートフォンでシリアスな物語を楽しみたい人にはぜひともオススメ。
ゲームの流れ
- 物語は中心的なキャラクターのそれぞれの視点から描かれる。自殺志願者とあってほぼ全員が心に闇を抱えている。
- 深刻な雰囲気を盛り立ててる演出部分もよくできている。
- メインキャラクターの普通ぽっさと一転して、サークルの管理人たちは非常に癖がある。
- 教祖と崇められるシズカ様のお言葉には謎のメッセージが!ミステリー要素が物語を読ませる。
- 2006年という時代設定もあり、みんなスマートフォンではなくガラケー。懐かしいネットスラングも登場する。