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伝説級のクソゲーが登場。
往年の迷作が満を持して登場!?
まず最初に、壮大なクソ……ネタゲーであることを覚悟しておかないとプレイした時に「敵が強すぎ」とか「柵トラップが鬼」とか「金返せ!」とか思うので注意が必要。
移植元は1984年に発売されたPCゲームであり、ファミコンソフト化もされている。
当時としては滑らかなドットアニメが用意されており、敵との間合いを見極めつつ6種の攻撃を繰り出すアクション性は良かった。
ただ、本作がネタゲー呼ばわりされているのはレトロゲームでも屈指の難易度を誇るせいだ。
礼に始まり礼に終わる
囚われたプリンセスを助けだそう。
操作は、移動と戦闘の2つの構えを切り替えて行うのだが、本作には様々なゲームオーバー条件が設けられている。
1.画面下のHPが無くなると死亡
2.初期位置から後ずさりして崖から落ちると死亡
3.移動の構えで攻撃を食らうと一撃で死亡
4.鉄柵に当たると死亡
また、構えの他にも「礼」というボタンがあり、敵と戦う前に礼をしないと難易度が一気に上がるという隠し要素がある(初見で気づけるわけがない)。
他にも、カラテカのHPが減るほど敵のHPが増す、攻撃を当てにくい鷹や不意打ち上等のラスボスが出現するなど、幾多の苦行がプレイヤーを待ち受けている。
正直、レビュー中にスマホを投げそうになった。
とにかくムズい。でも、楽しい
グラフィックの変更も可能。
アメリカにあるリリース元のBroderbund社も「イース」や「ロードランナー」のルーツとなるゲームを開発した老舗のゲーム会社だ。
ちなみに、あの「スペランカー」も同社が開発したらしい……なんか、色々と納得したかもしれない。
ゲーム自体はただただ難しいのだが、何度もゲームオーバーになると悔しいを通り越して笑えてくるため、ネタゲーとしては非常に楽しめる。
再現度がとにかく高いので、99円くらいドブに捨てても笑えればいいやという人にオススメなゲームだ。
ゲームの流れ
- 画面左下に構え変更、礼、走るボタンがある。
基本は一本道なので走るボタンで進もう。 - ちなみに、構えボタンを押すと後ろに後ずされる。
断崖から落ちると……。 - 敵に遭遇したら礼ボタンを押す。
礼儀を重んじないと難易度がエラいことになる。 - 敵と戦う時は構えを変更し、画面右に配置された正拳突きや蹴りを使う。
画面下にあるHPがなくなるとゲームオーバーだ。 - ちなみに、構えを変更せずに攻撃を受けると一撃でゲームオーバーとなる……。
とにかく死にやすい。 - ステージの奥にいるプリンセスを助けだすことが目的。
相当やりこまないとここまで辿りつけない。 - 敵は画面右から無数に現れるので、倒した後は構えをすぐに変更して進もう。
また、敵のHPは自身のHPが減るほど増える鬼仕様となっている。 - この他、一時停止ボタンを押すとグラフィックの調整が可能。
オプション画面にアプリ終了ボタンをつけて欲しかった。