インサイド クリプト

ゲームシステム自体はターンベースでユニットを動かすシンプルなシミュレーションRPGだ。しかしながら、他のプレイヤーと強力しながらSF的な世界を探索するという設定は珍しく、かなりワクワクする。

運営のニュースを「政府告知」と表現するなど、UIやデザインもSF的な世界観で統一されているのが好印象。レビューでは序盤しかプレイできなかったが、今後の展開が気になる意欲作だ。

プレイヤーは政府からミッションを与えられた捜査員だ。ゲームはステージ制になっており、データを回収するために「ディスク」の中にダイブする。

ディスクの中には機密情報と他の捜査員が潜んでいる。敵や捜査員は必ずしも排除する必要はなく、ステージにあるデータを回収して脱出するとクリアだ。

レベルアップやスキルを装備してキャラクターを強化。さらなるディスクの深層部に迫っていく。ときおりストーリー関わるイベントが発生するぞ。

フレンドは自動的に敵を3回まで攻撃してくれる。3回とはいえ、フレンドがいるかいなかでは大違いなので、積極的にフレンド申請したほうがゲームは進めやすい。

シミュレーションRPGに適度にソーシャル要素を取り入れている。硬派なSF的世界観も魅力的で、今までにないタイプのゲームだ。

アバターとなるキャラクターグラフィックスが少ないのがちょっと残念。だが、今後の展開に期待したい意欲作だ。