デス・ドーム

iOSのInfinity Bladeのヒット以降、画面をスライドして敵を切りつけるタイプの新しい形の格闘ゲームが誕生したが、本作もその系譜に続く作品だ。

ただしこれまでの作品と異なり、SF的世界観とグロテスクな敵キャラクターが魅力。主人公の女性キャラも超かっこよく、アメコミが好きな人にはたまらない雰囲気だろう。

相手の攻撃を左右に避けつつ、隙を見つけて切り刻む！この直感的な操作が爽快だ。

攻撃を盾でブロックしたり、スライド操作でパリィ（受け流し）したり、多様なアクションが魅力だ。

武器や防具はゲーム内で稼いだお金でアップグレード可能。一部のアイテムは課金コインであるGlu Creditsが必要だが、無料でも他のゲームをインストールするなどして手に入る。

ステージの最後に待ち構えているボス戦はかなり手強く、Glu Creditsを使用したコンティニューを使わないとなかなか勝てない。ただ攻撃パターンは単純なので攻略は可能だ。

キャラクターも個性的で、爬虫類のようなモンスターやロボットのようなキャラクターが登場する。

攻撃、回避、必殺技などの演出も素晴らしく、テキストでストーリーが描かれなくても物語性を感じる。

そして、特定の条件を満たして敵を倒すと、BLUTAL FINISHTという超バイオレンスな演出が発生。主人公は女性キャラなのだが、「これでもか！」というくらいに敵を徹底的に痛めつける。

この辺のゴアスプラッター的演出は人を選ぶ作品だが、過激な世界観を味わいたい方にはぜひともオススメの大傑作だ。