ランダ パンダ

マインクラフト風のデザインがキッカケとなって本作をダウンロードしてみた。

ゆるかわパンダってこと以外はまったくの未知なるゲーム。

なんか大砲のようなものがあるので、アングリーバードみたいにパンダを撃ち出して破壊するのか？

とにかく高い期待値を持ってダウンロード！

何も考えず、最初のステージに挑戦。

うん!?対岸にもう一匹女の子のパンダがいるな。

「そうか！大砲を使って奴にパンダをぶつけるのか！」

と、勝手に合点したつもりでプレイしてみたけど、ぜんぜん違った（笑）。

パンダの側にあるバルーンにタッチすると重りが落ち、パンダは大砲の中に。

大砲をタッチすると、今度はパンダが撃ち出され、別の大砲へ。

最終的に対岸の女の子パンダのもとに辿り着き、ハートが空に舞った。

「そうか。そういうことか！」

とようやく、正しいゲームの内容を理解した。

これは恋人同士のパンダを某教育番組のカラクリ装置のように運ぶゲームなのだ。

ただし装置は全自動ではなく、半自動。

大砲の種類は様々で角度を調整したり、発射のタイミングをはかったり、手動で調整する必要があるのだ。

最初の方のステージはチュートリアルを兼ねているせいか、かなり簡単だ。

まさにピタゴラ装置のように、大砲をタッチしていくだけで、うまくパンダを運べるようになっている。

だがステージが進むに連れて、少しずつ大砲の種類が増えてくる。

最初はタッチするだけの大砲だが、発射角度を調整したり、自動的な移動に合わせてタイミングよく発射したり、手動で行うことが徐々に増えてくるのだ。

それでも全部で20ステージある最初のワールドは超簡単だ。

面白くなってくるのは、2番目の雪山のワールドあたりから。

とくに大砲の発射距離が大幅にアップするアイテムのダイナマイトが登場するあたり。

広くなったステージを予想できない方向にパンダを発射して攻略していくことになる。

ステージが進むに連れて面白さが伝わってくる「スルメ」ゲー的な味わいだ。

結局、気がつけば3番目のワールドまでの合計60ステージを一気にやってしまった！

最初はヌルく感じる難易度も、自然な感じで上がっていく。

極端に難しくツマってしまうステージはないため、止め時を見失う中毒性の高いゲームだ。

20ステージで構成されるワールドをアンロックするためには、ゲーム内で稼げるBAMBOOというポイントを消費する必要がある。

他のゲームをダウンロードしたり、課金したりしてBAMBOOポイントを大量にゲットすることも可能だが、無課金でプレイしていても自然に溜まっていく。

またスコアは、ステージに配置されるメダルの取得数で変わるが、クリアタイムが速いほどボーナススコアがゲットできる。

速くクリアすればするほど、BAMBOOポイントを多くゲットできるため、個人的にはメダルを集めるよりも、最速最短のルートを探して速攻クリアするプレイスタイルが非常に楽しかったぞ。

シンプルでいて、奥が深く良質なアクションパズルゲームだ。

かわいいキャラクターやレトロ調の背景のデザインも秀逸で、暇つぶしにはもってこいだ。