ヒット ザ アップル

あっこれはもうね…アウトだよね…。

ゲームの特徴

ウィリアム・テルごっこ…それはスイスの弓使いの英雄にちなんだ危険な遊び。人間の頭の上にリンゴを置いて、それを弓で狙い打つ。もちろん少しでも的を外すと…ギャアー！「よいこのみんなはマネなんてしないように！」っていうレベルではない。危険すぎてとても現実では実行不可能な遊びだが、ゲームなら可能だ。そんなウィリアム・テルごっこのスリルを楽しめるのがこのアプリ。

こんなのはまだまだ甘い方。多数のグロ演出が用意されている。

操作もルールもいたってシンプル。タッチすると弓の角度を調整し、力が加わったところで指を離す。下に表示されたゲージによって矢の勢いが変化し、角度と力がうまくあえば首尾よく的のリンゴを射抜くことができる。少しでも的を外したら…あとは言わなくても分かるよね（笑）。リンゴを射抜くことができると、的との距離が離れていき難易度が上がる。一度でも人間に当ててしまえばゲームオーバー。

ルールもスコアのシステムもたったこれだけのゲームだ。しかしながら、本作が一番作り込んでいると思われる部分は、人間に当ててしまったときの演出。目を射抜けば、目ん玉が飛び出る、頭を射抜けば脳味噌が…もう文章にするだけでもグロい演出が多数。ゲームの目的とは関係なく、どこに当てたらどんな反応をするのかというドS心をくすぐられる。ちなみに現実にはアメリカの作家、ウィリアム・バロウズは自分の妻を相手に銃を使ったウィリアム・テル遊びをした結果、妻を殺してしまったという逸話を持つ。くれぐれもこういった遊びはゲームの中だけで楽しみたいものだ…。

ゲームの流れ

左上の角度を調整しながら左下のゲージがたまったところで指を離そう。押しっぱなしにしているとゲージはマックスになったまま減らないから注意。

うまくリンゴに当てるとばらばらに破壊される。操作感はかなり良く爽快だ。

むーざんむざん…南無。ただしこれは即死だろうからまだマシな死に方だ。もっと強烈にエグい演出が待っている。

うまくリンゴを射抜き続けると距離がどんどん離れていく。難易度と共にスリル感も倍増！

目を射抜いてしまった様子。即死するわけもなく、自分で矢を抜いてから倒れるあたりの演出が残酷さを引き立てている。