雷電戦機―組立戦機

結構な密度の弾幕が放たれるが、ライフ制なので精密に避ける必要はない。

ゲームの特徴

本作は「RAIDEN-Sky Force Ace」としてリリースされたものの日本語版。オーソドックスな縦スクロールのシューティングかつタイトルに「雷電」とあるので、「お！」と思ったシューティング好きはいるかもしれないが、セイブ開発の「雷電シリーズ」とは何の関係もない。とはいえ、完全無料かつ広告もないにもかかわらず、2Dシューティングゲームとして非常に安定した出来栄えだ！日本語の翻訳やシステムに若干の違和感を感じないわけではないが、処理落ちすることなく派手な爆破演出や弾幕が味わえるため、そのお得感はかなりのものだ。

機体ごとに異なるショットと派手な必殺技。

ゲームシステムや操作は基本的にオーソドックスなもの。自機は「3人のキャラクター×6種類のオプション（僚機）」の計18通りから選択可能。オプションは強力なレーザーや広範囲なワイドショットなどがある。さらに、キャラクターごとに異なる通常ショットと必殺技が備わっている。自機の移動はタッチで行い、ショットは完全オート。敵を撃破することで得られるアイテム「エナジー結晶」を取得することで中央のゲージがたまり、ゲージ応じて6種類のパワーアップができる。パワーアップの種類は右上のアイコンに表示され、タッチすることで発動。序盤の内にパワーアップで自機やオプションの火力を上げないと、後半の硬い敵がつらくなるぞ。

ストーリ性があるのか無いのか微妙なところだが（笑）ドット絵は綺麗。

弾幕系シューティングほどではないが、敵弾は多めかつ速い。しかしながら、一発当たれば即死亡の残機制ではなく、上部にあるHPゲージが少しずつ減っていくライフ制であるため、難易度は見た目ほど難しくない。実際に、多少シューティング慣れしている私のようなプレイヤーでも初見でラスボスまで到達できた。状況によってはほぼ回避不可能な弾幕が放たれるが、精密に避けなくとも、自機をパワーアップすることでゴリ押しが可能な難易度だ。もちろん上級プレイヤーならノーミスでクリアもあり得る弾幕なので、初心者から上級者まで楽しめるゲームだ。

ゲームの流れ

3つの機体と6つの僚機（オプション）から自機を選べる。どれもそんなに違いはないが、最初は広範囲に攻撃できる自機を選ぶと良いだろう。

オートショットであるため、操作は自機の移動と必殺技、パワーアップの発動のみだ。移動は画面をスライド、必殺技は左上のアイコン、パワーアップは右上のアイコンをタッチ。

敵の攻撃は結構激しいが、当たってもHPゲージが減るだけなので安心しよう。HPが少なくなったら、「盾修復」のパワーアップ発動するとHPが全快になる。

HPはステージクリアごとに全快するので、序盤は簡単。そのため、パワーアップのゲージは「艦砲進化」、「攻撃力上昇」、「僚機進化」などに使用したいところ。

キャラごとに異なる必殺技は3回まで使用可能。またパワーアップのゲージを全て消費して1回分のストックをゲットできるが、基本的に貴重であるため、ラスボスまで温存するのがオススメ。