2016年は「ポケモンGO」の空前の大ヒット、そして続いて配信した「スーパーマリオラン」iOS版もヒットさせ12月29日には「スーパーマリオラン」Android版の事前登録開始!!
この上ないほど好調にスマートフォン市場へと躍り出た任天堂!
今後も年間3本程度はスマホゲームをリリースすることが発表されており、続くタイトルとしては「ファイアーエムブレム」や「どうぶつの森」が挙げられている。
どちらもおもしろいタイトルであることは間違いないが、ゲーマーとして興味を惹かれるのはやはり「ファイアーエムブレム」では!?
目次
スマホで楽しめる「ファイアーエムブレム」ライクなシミュレーションRPG
ファントム オブ キル
「ファイアーエムブレム」の内容をざっくり振り返る
「ファイアーエムブレム」は、RPG要素を持ったシミュレーションゲーム…シミュレーションRPG。
今となっては当たり前のゲームジャンルとなったシミュレーションRPGだが、初代「ファイアーエムブレム」が発売された1990年ごろは「RPGとシミュレーションが合体するなんて!」と非常に斬新に映ったものだ。
ベースは、マス目で区切られたフィールド上でユニットを動かし、敵ユニットを打ち破っていくというシミュレーションゲーム。
ただ、ユニットが「戦車」や「歩兵」といった名もなきコマではなく、RPGのようにきちんとした名前を持ちキャラクターとして成立、育成していくことが可能になっていた。
死んだキャラは生き返らない!シビアなゲーム性
初代「ファイアーエムブレム」では、死んだキャラクターは生き返らない。
なので、お気に入りのキャラが死んだ際にはリセットしてやり直すというのが当たり前だった。
不便と思う人もいるかもしれないが、死んだキャラクターが生き返らないからこそ、名もなきコマではなく、生命を持った人間なのだと強く実感させる効果を持っていた。
…とはいえ、どうしても難易度がアップしてしまうため、DSで発売された「ファイアーエムブレム 新・紋章の謎 ~光と影の英雄~」以降は、キャラクターが戦闘不能になっても撤退扱いとなり、次の戦闘で復帰可能な「カジュアルモード」が用意されている。
キャラクター同士の絆をシステム的に表現
また「ファイアーエムブレム」がRPGのように登場人物の描写を重視していることを示すのが、キャラ同士の関係性をシステム的に取り込んでいる点だ。
たとえば初代「ファイアーエムブレム」では、特定の敵キャラにゆかりの深い特定のキャラで接近すると、「話す」コマンドが出現! 敵キャラを仲間にすることができた。
シリーズ4作目となる「ファイアーエムブレム 聖戦の系譜」ではユニット同士が隣接して戦っていると恋愛関係が発生し、やがて恋人になるというシステムが登場。
さらに「ファイアーエムブレム 覚醒」では、結婚システムへと昇華している。
物語の上で人間関係を描くだけではなく、システム的に取り入れているという点が本作のユニークな点だ。
どうなる?スマホ版「ファイアーエムブレム」
スマホ版としてリリースされた「スーパーマリオラン」が、スーパーマリオ最大の特徴である「ジャンプ」を最大限活かしたゲームシステムになっていた通り、スマホ版「ファイアーエムブレム」も、シリーズの特徴は盛り込んでくるハズ。
ならば、シミュレーションゲーム形式の戦闘や結婚システムが取り入れられる可能性は高いだろう。
死亡したらキャラが返ってこないというシステムに関しては、近年難易度を分けることによって緩和が図られていることを考慮すると微妙かも…。
ただ、「スーパーマリオラン」がそうだったように、アイテム課金によって死亡したキャラを生き返らせることができる…なんていうシステムにはならないに違いない…!
「ファイアーエムブレム」まで待てない人にオススメのスマホゲー
スマホ版「ファイアーエムブレム」のリリースまではまだまだ時間がかかりそう。
そこで、スマホで楽しめる「ファイアーエムブレム」ライクなシミュレーションRPGをご紹介!
ファントム オブ キル
擬人化された伝説の武器達をユニットとしてパーティーを編成し、フィールドを移動して敵軍を撃退しよう。
もちろん、擬人化後の姿は可愛い女の子!
ファンタジーRPG好きであれば、マサムネやティルフィングといった、お馴染みの伝説の武器がどのような姿になっているか、考えるだけでワクワクしてしまう。
さらに、オープニングアニメーションを「機動警察パトレイバー」シリーズや「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」といった名作アニメーションの監督・押井守が監修!
ゲーム本編のグラフィック演出も2D・3Dを織り交ぜ、丁寧に作られており、これがスマホの無料ゲームか…と驚くほどの豪華さを持っているぞ!
レルムクロニクル
殆どのキャラに個別シナリオ&ボイスが用意されていて、ストーリー・世界観がバツグンに良い。クオリティの高いイラストも、音楽も素晴らしい。
バトルはターン制で、各ユニットを移動させてから攻撃するタクティクス系。攻撃範囲内なら味方がコンボで追撃してくれる。
全体の戦闘スピードがビビる程に早く、通常時で他作品の倍速並。更に加速もできるので、サクサクッと一瞬でクリア出来る。
「サモンナイト」のような王道ファンタジー物に関心があったら、ゼヒ手に取っていただきたい。お願いします。
SRPG ポケットロード
騎士や獣人など、フレンドを含めた最大6体のユニットを編成し、エリアとステージを選んで進軍を開始しよう。
キャラは速さの順に行動し、格子状で区切られたマップを移動させ、攻撃範囲内に入れた敵をタップするとバトルシーンに移行する。
そこで命中判定や攻撃アクションが行われ、攻撃の成功や敵の撃破によってキャラに経験値が入る。ステージに出現するすべての敵を倒せばクリアだ。
キャラには属性やアクティブスキル、パッシブスキルが設定されていて、強化合成やパッシブスキルの継承システムを使ってキャラを鍛えつつ、幾多の戦場で勝利を目指そう。